ブルドーザ敷均しガイダンスシステム(GeoLevel)

2024/05/28 更新

敷均し状況図
設計高さ-現況高さ

NETIS登録番号：KT-170100-VE

概要

ブルドーザによる敷均し施工において、自動追尾TSやGNSSを制御するプログラムを利用し車載モニタを見て設計地盤高に施工する技術。

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製品概要

新規性

オペレータが丁張りを見ながらブルドーザを操作する技術から自動追尾TSやGNSSによりブルドーザ位置・高さをリアルタイム計測する技術に変えた。

期待される効果

自動追尾TSやGNSSによりブルドーザ位置・高さをリアルタイム計測する技術に変えたことにより、下記の効果が期待できる。
・オペレータによる丁張りの目視確認の手間が省けるため、施工性の向上が図れる。
・丁張り設置作業及び検測作業がなくなるため、経済性の向上や、工期の短縮が図れる。
・丁張から離れた場所の敷均しは不正確だったが、施工箇所全域にわたり、正確に施工が可能となるため、品質の向上が図れる。
・丁張を設置しないため、その周辺での人力による敷均し作業を行いません。そのため、ブルドーザと丁張周辺の作業員との接触事故は起こり得ず、安全性の向上が図れる。

適用条件

①自然条件
自動追尾TSを利用する場合、大雨、大雪、濃霧等によりプリズムが視認できない場合には使用不可。
②現場条件
・共通:電波障害が無く、無線通信に支障のない現場
・TSの場合:自動追尾TSとプリズムの間に遮蔽物が無く、視通可能な現場
・例として、現場スペースは工事全体の範囲で約300m×約90m=約27000㎡
・TSまたはRTK基準局としての設置スペース1m×1m=1㎡
③技術提供可能地域
技術提供地域については制限なし
④関係法令等
特になし