橋梁点検支援ロボット

2024/08/29 更新
  • 点検事例 ①
  • ロボット概要

NETIS登録番号:QS-170024-VR

概要

橋梁点検員の支援ロボットの高機能化として
① 噴射清掃機能ロボット
② 狭隘空間の自由度の利くロボットアームと小型カメラ 
③ 水平アームの荷重バランス機能

新規性

・独自のシステム(操作ユニット、アームユニット、打音・クラックゲージユニット、カメラユニット)としたことでひび割れやうき・剥離を検出可能とした。
・点検個所が土砂や汚れ、錆等で点検が困難な場合に噴射清掃機能ロボットを使用する。
・点検員の立ち入りが困難な狭隘空間の撮影が可能な自由度の利くロボットアームとその先端に取り付けた多方向撮影可能な小型カメラとした。
・作業用のロボット台車を搭載している水平アームの荷重バランス機能を付加した。

期待される効果

・独自のシステムとしたことで0.1mmのひび割れの検出が可能でうき・剥離箇所の特定が可能となる。
・噴射清掃機能ロボットの使用で点検障害物を除去でき、より正確な部材の情報を得ることができる。
・多方向撮影可能な小型カメラとしたことで狭隘空間の撮影を可能とした。
・荷重バランス機能を付加したことで点検時のアームバランスの安定を確保できる。

適用条件

① 自然条件
・風速7m/s以上の場合は作業中止を判断する(遠隔操作が困難)
・降雨の影響は少ないが、大雨時(警報発令時)は状況により作業を中断・中止する。
・落雷等の影響が懸念される場合は作業を中止する。
・路面の積雪が10cm以上の場合は状況により作業を中断・中止する。
② 現場条件
・橋梁の総幅員は15m未満(アーム長が7.2mで両側からの点検)であること。
・地覆内側面から外側への張出が最大1.5m以下であること。
・高欄(防護柵)の乗越え高さがH=1.5m以下であること。
・点検台車の設置に必要な作業空間A=3.0m2(台車寸法W=1.0m程度、L=3.0m程度)が確保でき、点検台車が橋軸方向に移動可能であること。
・ロボットの組立、積み降ろしに必要な空間A=45.0m2(W=3.0m程度、L=15.0m程度)が確保でき、点検台車の自走による橋面上への進入路があること。
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関係法令等
・点検台車は総重量1トン未満の不整地運搬車である。運行に際しては不整地運搬に関する安全衛生特別教育修了者に限る。

使用する機械・工具

  • 橋梁点検支援ロボット

施工事例・施工実績

工事採用実績

61件
375件
0件

施工手順

会社情報

会社名
ジビル調査設計(株)
TEL
0776-23-7155
企業情報
公式サイト

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