サーベック(アンカーボルト劣化判定システム)

2024/08/30 更新
  • システム概要
  • アンカーボルトのねじ山欠損点検状況
  • ねじ山の欠損測定イメージ

NETIS登録番号:QS-180039-A

概要

埋設されたアンカーボルトについて、ねじ山の欠損やボルトの亀裂を超音波により点検・検出するシステム

新規性

・点検方法を、目視点検から超音波による点検に変えた。
・ねじ山欠損点検と亀裂点検が可能となるよう、それぞれ独自の超音波探触子(点検治具)を開発した。
・ねじ山欠損点検は、アンカーボルト露出部頂部に超音波探触子を接触させ、ボルト内部に超音波を入射・伝搬させ、ねじ山からの反射エコーの大きさから欠損の状況を可視化できるようにした。
・亀裂点検は、アンカーボルト露出部頂部から超音波探触子を接触させ、ボルト内部に超音波を入射・伝搬させ、亀裂部およびアンカーボルト底部からの反射エコーの大きさから亀裂の状況を推定できるようにした。
・システムは全てバッテリー式とした。

期待される効果

・点検方法を超音波による点検に変えたことにより、客観的かつ高精度な点検が可能となるため、データ蓄積による経年劣化の判断が容易となる。
・ねじ山欠損点検用および亀裂点検用の超音波探触子により、一つの超音波探傷器を共有できるため、ねじ山欠損点検と亀裂点検を効率良く測定できる。
・ねじ山欠損の状況を可視化できることにより、アンカーボルトのナットやベースプレートに隠れた目に見えない部位のねじ山欠損の状況が把握できる。
・亀裂の状況を推定できることにより、埋設しているアンカーボルトの内在する亀裂の有無、その寸法が把握でき、アンカーボルトの長さも測定できる。
・システムをバッテリー式にしたことにより、現地での電源が不要となる。

適用条件

① 自然条件
・少雨程度の降雨であれば、機器に防水カバーをかけることで測定可能(IP66)
② 現場条件
・測定作業スペースとして、1m×1m程度必要
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

工事採用実績

1件
1件
4件

施工手順

会社情報

会社名
(株)ニチゾウテック
TEL
06-6555-7050
企業情報
公式サイト

特集

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