トータルステーション連動型高精度ポジショニング地中レーダ探査システム

2024/08/29 更新
  • トータルステーションの自動追尾と連動する地中レーダ
  • 探査事例

NETIS登録番号:KT-180015-A

概要

トータルステーション連動型高精度ポジショニング地中レーダー探査システム。

新規性

地中レーダ探査時の測定位置の測量を、地中レーダの測定前の測量による測線設定から、トータルステーションに自動追尾させる測位方法に変えた。

期待される効果

・上空の開けていない場所でも正確な位置情報を得ることができるようになり、従来以上に稠密な測定が可能となったため、探査対象物の検出精度が向上し品質の向上が図れる。
・標高を含む正確な位置情報を得ることができ、それにより地形補正が可能となったため、探査対象物の検出精度が向上し品質の向上が図れる。
・従来技術では二次元探査が主流であったが、本技術の導入により三次元探査が可能となり、探査結果の解釈が容易になるため品質の向上が図れる。
・埋設管調査においては稠密測定により埋設管の連続性が明瞭になり、探査結果の解釈が容易になるため、品質の向上が図れる。
・位置情報が地中レーダ探査結果と自動的に関連づけられることが可能となり、測線設定の必要がなくなり測線設定に関わる作業がなくなるため、施工性(工程の短縮)および経済性が向上する。
・測線設定の必要がなくなり測線設定に関わる作業がなくなるため、交通規制を行う場合、規制日数が短縮され安全性が向上する。

適用条件

① 自然条件
・気温-10~50度の範囲。
・豪雨時は測定不可。
② 現場条件
・調査エリアの表面がアスファルトもしくはコンクリートで舗装もしくは土で覆われていること。
・調査範囲にから150m以内にトータルステーションが設置可能なこと。
・トータルステーション・調査範囲間で見通しが利くこと。
・地中レーダアンテナを搭載した4輪カートが走行できる作業スペースを確保できること。(幅61.7×長さ100×高さ102.4cm以上)
・人が4輪のカートを押して歩ける程度(法面であれば傾斜22°以下)の起伏。
・探査対象エリアが広範囲に冠水、もしくは積雪していないこと。
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

施工事例・施工実績

工事採用実績

1件
1件
0件

施工手順

会社情報

会社名
応用地質(株)
TEL
03-5577-4501
企業情報
公式サイト

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