新規性
・法定速度で可視画像撮影が可能。
・時速60km以下でコンクリート表面形状測定が可能。
・高精細な可視画像と形状画像により、コンクリート片はく落危険箇所の抽出が可能。
・高精細なカラー画像により、道路トンネル定期点検で記録するひび割れ幅、長さ、本数、エフロレッセンス、漏水の正確な把握が可能。
・カラー画像による道路付属物などの発錆状況や塗装の剥がれの把握が可能。
・高精細な画像により、信頼性の高い報告書や点検帳票の作成が可能。
・作成に時間を要していた変状展開図や点検帳票の自動出力が指定様式毎に可能。
期待される効果
・現場測定は交通規制が不要で、事前に作成した変状展開図に基づき、従来点検を実施することで、現場作業時間の短縮による安全性向上が図られる。
・高精細なカラー画像による変状の正確な把握や、微細なひび割れ(幅0.2mm以上)の検出が可能なため、現場目視点検の支援に活用でき、経年データの比較による劣化進行把握が可能となる。
・コンクリート表面形状データを活用することで、可視画像のみでは判断できないはく落の可能性のある危険領域の抽出が可能となる。
・変状展開図や点検帳票の自動出力が指定様式毎に対応可能で、点検記録の作成支援により内業作業の効率性が向上する。
適用条件
① 自然条件
・天候が雨天でないこと。
・坑口付近の覆工コンクリートについては、日射の影響を考慮し夜間が望ましい。
② 現場条件
・中型トラックが通行可能な道路。
③ 技術提供可能地域
・国内(国外は要相談)。
④ 関係法令等
・道路交通法。