クレーショック工法

2022/12/19 更新
  • シールド機内のクレーショック注入孔

NETIS登録番号:KT-160022-A(旧登録)

概要

急曲線の余掘り部の形成のためシールド機内から充填材を注入する技術

新規性

・急曲線施工の余掘り部自立のための補助工法を地上からの薬液注入工法からシールド機内からのクレーショック工法に変えた。

期待される効果

シールド機内からのクレーショック工法に変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・余掘り発生と同時にクレーショックを自動充填するので、余掘り部の自立と切削土のチャンバー内への押戻しによって確実な余掘り空間が形成でき、急曲線の線形確保の品質向上が図れる。
・クレーショックの充密性・安定性・摩擦抵抗力低減効果から急曲線を通過する際のシールド機周辺の地山の緩みを防止でき、周辺環境への影響抑制が図れる。
・地上からの注入作業(車両片側通行・夜間作業・車上プラント)が不要となり、施工性が向上する。
・地上からの削孔・注入が不要となり、埋設物への影響や地盤隆起の問題が無く、安全性が向上する。
・夜間作業での試掘、車上プラント注入、交通誘導警備員が不要となり、経済性が向上する。

適用条件

① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・特になし。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・トンネル標準示方書(シールド工法)
・同解説(土木学会 2006年制定)の第3条関連法規および第9条環境保全のための調査。

使用する機械・工具

  • 切羽配管配線
  • 坑内台車
  • 坑内注入設備
  • シールド機
  • その他機械器具
  • ミキサ

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)タック
TEL
0869-84-2069
企業情報
公式サイト

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