トレカクロスG工法

2021/02/09 更新
  • トレカクロスG 製品姿
  • 樹脂含浸状況
  • 施工状況(狭隘箇所での人力施工)

NETIS登録番号:KT-090053-VE(旧登録)

概要

コンクリート構造物に対し炭素繊維シートを接着させる補修・補強技術

新規性

・従来の鋼板接着工法と比較し、軽量な炭素繊維シートを使用する。
・鋼板と比較して、耐食性に優れる炭素繊維シートを使用する。
・樹脂含浸すると透明化する樹脂含浸チェック線を織り込んだ。

期待される効果

・軽量な炭素繊維シートを使用することにより、重機が不用で足場上や狭隘な場所での作業が容易となり施工性が大幅に向上し、また補強設計時に死荷重の増加を考慮する必要がなく、死荷重の増加により補強量が更に増加するという悪循環がない。
・耐食性に優れる炭素繊維シートを使用するため、維持管理のランニングコストの軽減が図れる。
・適切に樹脂含浸すると透明化する樹脂含浸チェック線を織り込むことにより、従来は作業者個々の判断によっていた樹脂含浸度合い確認が客観的判断可能となり、安定した施工品質の確保、必要以上の作業時間の削減につながる。

適用条件

① 自然条件
・気温5℃以上、湿度85%以下(含浸接着樹脂としてエポキシ樹脂を使用した場合に限る)
 ただし、他の含浸接着樹脂を使用する場合は各樹脂の仕様による。
② 現場条件
・作業員1名が立ち入り可能なスペースがあれば施工は可能。
・含浸接着樹脂として一般的なエポキシ樹脂を使用した場合はコンクリート表面水分8%以下に限る。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・労働安全衛生法
・消防法、毒物及び劇物取締法

使用する機械・工具

  • コテ
  • ディスクサンダー
  • ヘラ
  • ローラー

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
東レ(株)
TEL
03-3245-5111
企業情報
公式サイト

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