新規性
・鉄筋の腐食原理(電気化学的作用による)に基づき、腐食抑制を行う。
・補修による再劣化(マクロセル腐食による)を抑制する。
・電気化学的反応により鉄筋防錆およびマクロセル腐食を抑制するため、問題視されている補修による再劣化を防止できコンクリート構造物の延命を計れる。
・塩分が存在する環境下においても除去することなく施工が可能。
・コンクリートかぶりが小さい場合でも、適用可能。
・様々な形状があるため、適用範囲が広く、施工方法も選択できる。
・施工後はメンテナンスフリー。
・外部電源を使用する電気防食とは異なり、電源整備を必要としない。
期待される効果
・ライフサイクルコストの低減(マクロセル腐食抑制による補修による再劣化防止による)。
・健全部(腐食劣化過程で定義する進展期から加速期)への予防保全効果によるライフサイクルコストの低減。
・電気化学作用による、より信頼に高い鉄筋腐食抑制効果。
・ライフサイクルを考慮しての材料選定。
適用条件
① 自然条件
・外気温が0℃以上であることを(材料が凍結しないこと)。
・断面修復は、外気温が5℃以上であること。
② 現場条件
・適切な作業スペースが確保されていること。
・施工現場には、安全に作業できる固定足場があること。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特許3099830号
使用する機械・工具