完全非破壊型鉄筋腐食探査器iCOR

2024/08/30 更新
  • 完全非破壊型鉄筋腐食探査器iCORの特徴
  • 鉄筋腐食速度・コンクリート電気抵抗測定結果例

NETIS登録番号:KK-170052-A

概要

・ステップ電流に対する過渡応答を利用したCEPRA法(非接触電機パルス応答解析法)を用いた、コンクリート内の鉄筋の腐食速度、コンクリート電気抵抗率を同時に非破壊で数秒で測定することで定量的に鉄筋腐食を探査することができる。
・無線通信によりタブレットPCに転送されたデータをその場で解析し、コンターマップ・簡易報告書を作成してメール等で共有することができる。
※自然電位法もオプションで実施可能

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新規性

・ステップ電流に対する過渡応答を利用したCEPRA法(非接触電機パルス応答解析法)を用いている。
・腐食速度、コンクリート電気抵抗率の計測時、測定前のコンクリートはつり、測定後の鉄筋防蝕措置、コンクリート修復作業が不要である。
・1点あたりの測定時間の最大は10秒である。
・鉄筋腐食速度、コンクリート電気抵抗率を一度に測定することができる。
※自然電位はオプションで測定可能。
・全点測定前の測定中でも随時コンターマップを描写できるため、任意で確認することができる。
・測定現場からWi-Fiによる無線通信で、測定結果(pdfファイル等)をメールに添付して事務所等と測定結果を共有できる。

期待される効果

・経済性の向上
・工期の短縮
・探査員1名で測定が行えるため、省力化ができる。
・腐食速度測定用電極の保守は、スポンジを取り除き、スポンジを水で洗浄して乾燥させるだけでよい。また従来技術の自然電位電極はKCl水溶液をスポンジに満たしキャップを締めるだけでよいため、保守が容易である。
・腐食速度、コンクリート電気抵抗率の計測時、コンクリート表面を湿潤状態とせずに、コンクリート表面が乾燥状態でも測定することができるため、湿潤状態の良否による誤差を低減することができる。(オプションとなる自然電位の測定については、従来技術と同様にコンクリートの湿潤が必要となる。)
・腐食速度、コンクリート電気抵抗率の計測時、騒音・振動が発生しない。(自然電位の測定については、従来技術と同様にコンクリートのはつり、復旧が必要となるため、騒音・振動が発生する。)

適用条件

① 自然条件
・場所:室内/屋外
・動作環境温度:0~45℃
・動作相対湿度:20~90%
・悪天候時、水中および雨天時に屋外での使用はできない
② 現場条件
・鉄筋位置が探査可能なこと
・コンクリート表面が露出していること
・コンクリートと鉄筋の間に空隙がないこと
・測定面に流水や留水がないこと
※自然電位測定のみ、鉄筋をはつり出し、測定対象の鉄筋と本体を接続ケーブル(20m以内)で接続(導通)する必要がある。
※自然電位測定のみ、測定30分前よりコンクリート表面を湿潤状態にしておく必要がある。
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能
④ 関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
3件
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施工手順

会社情報

会社名
KEYTEC(株)
TEL
078-200-5217
企業情報
公式サイト

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