新規性
・本体・ベルトにUV剤を添加することによって紫外線劣化に対する耐候性を改善した。
・本体・ベルトに使用している本体生地の強度をアップした。
・本体ベルト縫付部分に補強用の横引ベルトを縫付けた。
・ポリエチレン ・ シュペレン35E-Lの内袋を装着し、土のう袋内の水分を含む内容物やアスベストが流出しないようにした。
期待される効果
・耐候性能の向上により1年相当以上の使用が可能であり、GTB-2は2年相当、GTB-3・GTB-3Gはさらに3年相当以上の使用が可能となった。
・本体生地の強度アップにより土のう袋の最大充填重量を20(kN/m3)まで対応させた。
・内袋を装着することで、袋内の水分を含む内容物・アスベストが流出しないようになった。
・横引ベルトの縫付けにより、本体生地と本体ベルトとの剥れを防ぐことが可能となった。
適用条件
① 自然条件
・製作時、据付・撤去時のフレームが必要。強風、強雨、降雪の影響は受けやすいが、気温等の影響は受けにくい。
② 現場条件
・大型土のうを製作・据付を行うため、大型土のう袋の中詰め材充填ヤードおよび据付のためのクローラー型クレーン機能付バックホウの旋回・移動できるスペースが必要。
・20×20=400(m2)程度の面積
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能
④ 関係法令等
・特に無し