航行MSCO/DRAムスコ-RC (情報収集機能強化型海陸交通災害防止システム)

2024/08/30 更新

概要図

NETIS登録番号：KTK-170008-VE

概要

工事船舶及び資機材運搬車両について交通災害を防止する技術である。
自船（自車）の位置や任意設定した警戒エリア、AIS船情報、非AIS船情報、電子海図情報をリアルタイムに同一画面に表示することに加え、自動的に警戒情報を発するシステムであり、【同一画面表示】【警戒エリア設定】【自動警報】【情報化】の機能を有する。

続きを見る

お問い合わせ

製品概要施工事例・実績

新規性

海上工事において、従来は各工事船舶で別々に見ていた位置情報（自船団、一般航行船舶、警戒エリア、等深線、漁具位置）を同一画面にリアルタイムに表示できる様に改善した。
また、従来は目視で判断していた警戒エリアへの進入・退出について、自動識別・自動警報を可能にし、他船舶による警戒エリアへの進入・退出の際にも、自船に対し自動警報ができる様に改善した。
陸上工事において、警戒標識や交通誘導員の配置が無くても、本システムにより、運搬ルート全域において、運転手に対するリアルタイムな自動警報ができる様に改善した。また、現場事務所での位置情報の確認がリアルタイムに行えるように改善した。

期待される効果

・安全性の向上：自動警報機能により、任意に設定した進入禁止エリアへの進入及び決められたルートからの逸走に対し、リアルタイムに音声警告と画面上への警告表示を発し、安全な操船（運転）を促すことができ、安全性が向上する。
・省人化：警戒エリア設定機能により、各工事船舶への見張員の配置と多数か所への交通誘導員の配置が不要となり、省人化できる。
・経済性の向上：工事船舶への艤装機材の削減と省人化により、経済性が向上する。