新規性
・小型クレーン作業における吊荷作業を、ブーム先端に取り付けた常に下を向く無線式高画質カメラで、視覚的にモニタ表示する安全支援システムとした。
・吊荷監視用カメラの取付部にオイルダンパーを装着した。
・吊荷監視用カメラは高画質(212万画素)とし、ズーム機能を備えた。
期待される効果
・小型クレーン作業における吊荷作業を、常に下を向く無線式高画質カメラで、視覚的にモニタ表示する安全支援システムとしたことにより、躯体内や躯体越しでも吊荷周辺に死角を作らないため、施工性および安全性が向上する。
・画像の伝送方式を無線にしたことにより、伸縮式ブームへの取付が容易となる。
・吊荷監視用カメラの取付部にオイルダンパーを装着したことにより、小型クレーンの振動等による画像の乱れを抑えることができる。
・吊荷監視用カメラが高画質かつズーム機能を備えたことにより、クレーンの高さに関係なく、オペレータが確認したい吊荷周辺、および、玉掛作業を鮮明にモニタリングできるため、玉掛不備による事故を防ぐことができる。(夜間でも、現場の明り程度でモニタリング可)
適用条件
① 自然条件
・動作温度:-5℃~60℃
② 現場条件
・小型クレーンのブーム先端に、無線式高画質カメラの設置スペースとして、20cm×20cm程度のスペースが必要
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関係法令等
・特になし