根をリサイクル工法

2022/04/08 更新
  • 「シゲル君」による吹付状況
  • 「根を生チップ」吹付施工24カ月経過後の植生状況

NETIS登録番号:KT-010112-VE(旧登録)

概要

建設発生木材や豪雨・災害で発生する流木などをチップ化し再利用することで「低炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」構築による持続可能な社会形成を目的とした、短期間リサイクル型のり面緑化工法である。現場内でチップを堆肥化し、大量のリサイクルが可能な「根を堆肥」、生チップのまま施工可能な「根を生チップ」、および無播種による自然侵入促進工と、防草および植栽木周辺の防草効果を持つ「根をマルチング」の3つの工法がある。

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新規性

・ダムや造成などの建設工事に伴って発生する伐採樹木、根株、流木あるいは型枠廃材などの建設発生木材を現場でチップ化、堆肥化してのり面緑化工の生育基盤材として利用する。それにより、建設発生木材の現場内ゼロ・エミッションを実現するとともに、産廃処理費用も含めたトータルコストの縮減が可能

期待される効果

・建設発生木材をのり面緑化工の生育基盤として利用し、造成工事等のゼロエミッションに貢献
・堆肥化のためのヤードや工期を必要とせず、小規模現場や工期短縮を求められる現場にも適用可能
・現場内リサイクルによって産業廃棄物の発生量を低減し、コストダウンが図れる
・無機系の緑化吹付接合材を使用しているため、環境問題となりやすい高分子系物質などの溶出がない
・耐侵食性に優れ、吹付直後からのり面の保護に寄与する。植生の状況に関わらず安定を保つことができるため、自然の飛来種子による植生に期待する無播種施工に適している

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
根をリサイクル工法協会
TEL
03-3502-0259
企業情報
公式サイト

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