ウッド筋工(すじこう)

2020/09/01 更新
  • 施工例① 筋工設置状況
  • 施工例② ソイル吹付後
  • 施工例③ 施工後植生状況
  • ウッド筋工イメージ

概要

間伐材にワイヤーロープを通し数珠状にしたものを法面に階段状に設置することで緑化を促進する植生基盤工法。自然種子を取り込み、自然の姿を復元する待ち受け型緑化を実現。
また、鉄筋挿入工と組み合わせ、鉄筋挿入工の補強効果により斜面の安定を図るとともに、斜面上に植物の生育に有利な環境となる「棚」を造成することが可能。この筋工の効果により、郷土種や木本種を緑化目標とした全面緑化を可能とする画期的な工法である。

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期待される効果

・筋工は斜面を階段状化し、表土の流亡を抑えるとともに、植生の生育環境となる棚となる。
・筋工は保水効果があり、豪雨時は雨水の分散効果を発揮。
・筋工は周辺飛来種子を効率的にキャッチする。
・間伐材の長さを短くすることにより、斜面の起伏に柔軟に対応。
・アンカーボルトは斜面の状況に対して長さ、強度を変えることができる。(表層崩壊に対してロックボルトを使用可能。)
・間伐材を使用するため、違和感なく自然に調和。
・森林保全、林業振興のため、間伐材の利用促進が図れる。

施工事例・施工実績

施工手順

カタログ

カタログPDF①

カタログPDF②

会社情報

会社名
木製構造物研究会
TEL
0737-32-4877

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