斜面樹林化工法（2層吹付システム）
2024/09/02 更新-
長崎県における施工事例
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播種樹林の根系で「活きた補強土」を造成
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種子を生育基盤の表層2cm部分のみに混合
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2層吹付システム 吹付プラント
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エコストライプ仕様（吹付面積約1/2減）
NETIS登録番号：QS-980148-VE（旧登録）
概要
国内産の在来木本種子を法面に吹き付けして法面を樹林化する自然回復緑化工法。災害や造成工事などで失われた自然環境を早期に回復させ、タネから生長した樹木根系の特徴を活かした災害に強い斜面と、CO2吸収源を創造することができる。さらに、施工地域に合わせて適切な木本植物の選定が可能で、他の地域の植物を持ち込まない地域性種苗利用工として適用することができ、ネイチャーポジティブの実現にも貢献できる。
新規性
従来の植生基材吹付工は、イネ科外来牧草類や外国産在来種を使用した急速緑化を基本としており、単一的な植物群落が形成されて植生の遷移が停滞しやすくなる問題や、遺伝的多様性を脅かす危険性が指摘されている。
本工法は、国内産の在来木本植物を主体に、先駆樹種から遷移中後期種の植物を選定して導入することができるため、従来工法で指摘される問題を解決できる。さらに、従来の植生基材吹付技術で使用していた吹付機械では、生育基盤の全層に種子を混合していたが、通常の吹付プラントに種子供給機を増設した「2層吹付システム」の適用により、生育基盤の表層2cmにのみ種子を混合して施工ができるため、従来と比較して種子の有効活用と施工コストの削減をはかることができる。
2層吹付システムは、吹付する作業員が手元で切り替えながら吹き付けるため、2層の生育基盤を1回の吹付作業で造成でき、従来と変わらない吹付時間で施工することができる。
本工法は、国内産の在来木本植物を主体に、先駆樹種から遷移中後期種の植物を選定して導入することができるため、従来工法で指摘される問題を解決できる。さらに、従来の植生基材吹付技術で使用していた吹付機械では、生育基盤の全層に種子を混合していたが、通常の吹付プラントに種子供給機を増設した「2層吹付システム」の適用により、生育基盤の表層2cmにのみ種子を混合して施工ができるため、従来と比較して種子の有効活用と施工コストの削減をはかることができる。
2層吹付システムは、吹付する作業員が手元で切り替えながら吹き付けるため、2層の生育基盤を1回の吹付作業で造成でき、従来と変わらない吹付時間で施工することができる。
期待される効果
1．タネから育った木本植物は、生長とともに根系を発達させ、活きた補強土として災害に強い斜面を造ることができる。
2．造成工事や土砂災害によって失われた自然を早期に回復させ、周辺環境との調和を図ることができる。
3．施工によって排出されたCO2は木本植物の生長に伴って、約10年間で吸収固定し、その後も活きた吸収源として低炭素社会に貢献できる。
4．2層吹付システムにより、貴重な在来種子の有効利用とコストダウンがはかれる。
5. 生育基盤を帯状（非面的）に吹き付けるエコストライプ仕様により、吹付面積を約1/2に減らしてコストダウンがはかれる。
6．国内産在来種子を早期発芽力検定法で品質検定して、専用の種子貯蔵出荷施設（RSセンター）から計量袋詰（品質保持材入り）し供給するため種子の品質が明らかで、より精度の高い播種工が実現できる。
2．造成工事や土砂災害によって失われた自然を早期に回復させ、周辺環境との調和を図ることができる。
3．施工によって排出されたCO2は木本植物の生長に伴って、約10年間で吸収固定し、その後も活きた吸収源として低炭素社会に貢献できる。
4．2層吹付システムにより、貴重な在来種子の有効利用とコストダウンがはかれる。
5. 生育基盤を帯状（非面的）に吹き付けるエコストライプ仕様により、吹付面積を約1/2に減らしてコストダウンがはかれる。
6．国内産在来種子を早期発芽力検定法で品質検定して、専用の種子貯蔵出荷施設（RSセンター）から計量袋詰（品質保持材入り）し供給するため種子の品質が明らかで、より精度の高い播種工が実現できる。
適用条件
① 自然条件および現場条件
・日平均気温が10～25℃
・切土のり面、盛土のり面
・2層吹付システムは厚さ4cm以上に適用（3cmは1層吹付を適用）
・緩勾配のり面の施工においては、金網張工を省略するノンラスグリーン工法との併用が可能
・吹付作業ヤード（4m×35m＝140m2）が必要
② 適用可能な範囲
・勾配が1：0.6よりも緩やかなのり面
・直高80m以下ののり面
・地山の亀裂間隔が50cm以内であること
・土質：粘性土、砂質土、礫質土、有機質土
・特に効果の高い適応範囲：自然性の高い木本植物群落の形成要求度が高いのり面、のり面勾配が1：1.0程度、地山の硬さが山中式土壌硬度計指針で30mm程度
・適応できない範囲：一枚岩のような亀裂のないのり面
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
④ 関係法令等
・特になし
・日平均気温が10～25℃
・切土のり面、盛土のり面
・2層吹付システムは厚さ4cm以上に適用（3cmは1層吹付を適用）
・緩勾配のり面の施工においては、金網張工を省略するノンラスグリーン工法との併用が可能
・吹付作業ヤード（4m×35m＝140m2）が必要
② 適用可能な範囲
・勾配が1：0.6よりも緩やかなのり面
・直高80m以下ののり面
・地山の亀裂間隔が50cm以内であること
・土質：粘性土、砂質土、礫質土、有機質土
・特に効果の高い適応範囲：自然性の高い木本植物群落の形成要求度が高いのり面、のり面勾配が1：1.0程度、地山の硬さが山中式土壌硬度計指針で30mm程度
・適応できない範囲：一枚岩のような亀裂のないのり面
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
④ 関係法令等
・特になし
施工事例・施工実績
工事採用実績
- 国
- 76件
- 公
- 443件
- 他
- 11件
施工手順
カタログ
会社情報
- 会社名
- 東興ジオテック（株）
- TEL
- 03-3456-8761
- 企業情報
- 公式サイト
