ガードレインシート工法

2022/10/04 更新
  • 侵食防止メカニズム(ガードレインシート)
  • 侵食防止メカニズム(植生マット工)
  • 製品イメージ(スタンダードタイプ)
  • Rタイプ
  • 製品イメージ(GBタイプ)

NETIS登録番号:CB-150003-VE

概要

土壌流出防止機能付き植生マット

新規性

・一般的に使用されている保護ネットをフラットな構造なものに変更した。
・水溶性の植生シートを 水に溶けにくく保水性の高い、ポリエステルとレーヨンを混合した不織布に変更した。
・製品に耐候剤を付与した。
・シートにアンカー打設位置、重ね代を表示した。

期待される効果

・保護ネットをフラットな構造にすることで表面積が増し、保護ネットで雨滴を受けて表面を円滑に流下させる効果が期待できる。
・フラットな構造のネットに変更することで流下性能が向上し、表面排水を円滑に行うため侵食対策に期待ができる。
・降雨により融解しないため、種子の流失を長期間防止できるようになり、梅雨時期や冬季施工においても、より確実に植物を発芽させる効果が期待できる。
・法面の保水性が高まり植生効果が上がるとともに、飛来種子への水分供給も可能となり郷土植物が定着しやすい環境を作る事にも期待できる。
・肥料の流出を抑制できることから肥料袋が不要となり、製品が軽量化したことで施工性が向上した。
・紫外線に対して耐久性が上がり、土壌流出防止効果、保水効果が長期間持続することに期待ができる。
・アンカーの打設ピッチを表示することで、施工性が向上した。
・アンカーの打設ピッチを表示することで、打設間隔が広くなることを抑制できる。
・重ね代を表示することで、重ね不足、重ね過ぎを抑制できる。

適用条件

① 自然条件
・植生が成立できる環境であること。
・積雪時、凍結時を除き、通期を通し施工が可能である。(悪天候を除く)
② 現場条件
・斜面が安定していること。
・柔軟な不織布は、地山の凹凸に対し、追従性があるが、不織布が地山に密着できる程度の法面整形、法面清掃は必要になる。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
前田工繊(株)
TEL
03-6402-3944
企業情報
公式サイト

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