マルチプロテクション工法

2020/09/07 更新
  • 施工後の状況
  • 無播種の場合の自然侵入促進試験

NETIS登録番号:KK-130052-A(旧登録)

概要

環境負荷の少ない生分解性複合繊維を利用した緑化ができる法面保護工

新規性

・生分解性の天然複合繊維を地表面に吹付けることで植物が発芽・生育するまでの間、地表面を保護することができる。
・繊維状のマルチプロテクション材(天然複合繊維のマルチング材)が微細な凹凸を形成でき、その凹凸に周辺から飛来した種子を固定することができる。

期待される効果

・植物が発芽・生育するまでの間、降雨による浸食はほぼ見られない。
・周辺植物からの自然侵入種子の定着促進がはかれることから地域植生による緑化が容易となる生物多様性の保全効果が高い。

適用条件

① 自然条件
【風】
・強風下では施工を避ける。
【気温】
・施工時期は最高気温が30度以上となる時期の施工は避け、日平均気温が10度以上が2ヶ月以上続くこと等を目安に施工時期を選定する。
【雨】
・降雨直後や降雨の中での施工は避ける。
【積雪】
・降雪直後や降雪の中での施工は避ける。
② 現場条件
・施工スペース:1m×1m×1人=1m2
・設置スペース:(4t以上のトラックと水槽及び材料仮置きスペース)5×15m=75m2。
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • 種子散布機

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(株)ケイエフ
TEL
072-232-6060
企業情報
公式サイト

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