ベル工法
2022/12/15 更新新規性
・従来の推進技術は、掘進時に掛かる周辺摩擦力を全て推進管に負担させる推進システムであったが、本技術は、掘進時に掛かるほとんどの周辺摩擦力を鋼製の仮設材(インナー装置)に負担させることにより、推進管への負担を大きく軽減させる推進システムである。
この新推進システムにより、従来、高耐荷力管(鉄筋コンクリート管等)でしかできなかった長距離曲線推進が、低耐荷力管(塩化ビニル管等)でも可能となった。
この新推進システムにより、従来、高耐荷力管(鉄筋コンクリート管等)でしかできなかった長距離曲線推進が、低耐荷力管(塩化ビニル管等)でも可能となった。
期待される効果
・長距離曲線推進において従来使用されていた鉄筋コンクリート管から塩化ビニル管に変えることにより、下水道管渠等の腐食に起因する管更生や改築費用の負担縮減が図れる。
・推進施工時に、製品である推進管に掛かる負担が大きく軽減されるため、材料疲労が少なく、管渠の品質確保が図れる。
・鉄筋コンクリート管の粗度係数は0.013に対し、塩化ビニル管の0.010であり、約23%小さいので、流下能力の向上が図れる。
・鉄筋コンクリート管と比較して、塩化ビニル管は管厚が薄く、管の外径が小さいため、掘進時に発生する産廃処分量の軽減が図れる。
・推進施工時に、製品である推進管に掛かる負担が大きく軽減されるため、材料疲労が少なく、管渠の品質確保が図れる。
・鉄筋コンクリート管の粗度係数は0.013に対し、塩化ビニル管の0.010であり、約23%小さいので、流下能力の向上が図れる。
・鉄筋コンクリート管と比較して、塩化ビニル管は管厚が薄く、管の外径が小さいため、掘進時に発生する産廃処分量の軽減が図れる。
適用条件
① 自然条件
・坑内作業となるため、悪天候時は施工しないこと。
② 現場条件
・作業帯(プラント用地)
道路規制を行い道路上にプラントを設置する場合の規制面積:A=99.0m2(4.5m×22m)
借地してプラント用地を確保する場合の規制面積:A=36m2(4.5m×8m)
・土被り・既設埋設物
自走式測量ロボットによる管内測量のため、土被り・既設埋設物に制限されない。
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
・坑内作業となるため、悪天候時は施工しないこと。
② 現場条件
・作業帯(プラント用地)
道路規制を行い道路上にプラントを設置する場合の規制面積:A=99.0m2(4.5m×22m)
借地してプラント用地を確保する場合の規制面積:A=36m2(4.5m×8m)
・土被り・既設埋設物
自走式測量ロボットによる管内測量のため、土被り・既設埋設物に制限されない。
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具
- インナー装置
- 曲線用スペーサー
- 掘進機
- ステーション関連機器搭載管
- 標準管
- プレッシャー管
- ベル工法用推進管
- ポンプ筒
- 測量ロボット