レーザー距離計による多点同時変位計測システム
2022/12/15 更新新規性
・計測方法を自動追尾型トータルステーションから、レーザー距離計に変えた。
・変位計測の測点を1測点から複数測点の同時計測に変えた。
・測定データ管理を記録媒体から計測管理用PCに直接受信できるように変えた。
・変位計測の測点を1測点から複数測点の同時計測に変えた。
・測定データ管理を記録媒体から計測管理用PCに直接受信できるように変えた。
期待される効果
■レーザー距離計に変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・計測監視業務の機器費用が低減され経済性が向上する。
・計測システムがコンパクト化され、現地導入日数が3日から1日に工程短縮となる。
・計測時間を1秒に短縮し多点同時に計測できるので、監視していない空白の時間が減少するとともに、1秒間隔で多点同時に連続計測でき、僅かな変位を検知できるので安全性が向上する。
・寸法は143.5mm×55mm×30mmとなり、従来5kg以上あった重量が205gと軽量になり、設置スペースも1台あたり0.3m×0.3m=0.09m2 となり施工性が向上する。
■複数測点の同時計測に変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・従来技術では測点ごとに移設が必要で5~10秒を要していた計測が、1秒ごとに同時に8測点まで計測できるので品質が向上する。また、掘削時から支保工施工中の地山変形が測定可能となり、切羽補強工等の変位抑制効果を定量的に評価できる。
■計測管理用PCに直接受信できるように変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・計測後に測定データを記録媒体に保管するのではなく、画面上に計測値を表示するとともに、直接PCにデータ保管できるので品質が向上する。
・計測監視業務の機器費用が低減され経済性が向上する。
・計測システムがコンパクト化され、現地導入日数が3日から1日に工程短縮となる。
・計測時間を1秒に短縮し多点同時に計測できるので、監視していない空白の時間が減少するとともに、1秒間隔で多点同時に連続計測でき、僅かな変位を検知できるので安全性が向上する。
・寸法は143.5mm×55mm×30mmとなり、従来5kg以上あった重量が205gと軽量になり、設置スペースも1台あたり0.3m×0.3m=0.09m2 となり施工性が向上する。
■複数測点の同時計測に変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・従来技術では測点ごとに移設が必要で5~10秒を要していた計測が、1秒ごとに同時に8測点まで計測できるので品質が向上する。また、掘削時から支保工施工中の地山変形が測定可能となり、切羽補強工等の変位抑制効果を定量的に評価できる。
■計測管理用PCに直接受信できるように変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・計測後に測定データを記録媒体に保管するのではなく、画面上に計測値を表示するとともに、直接PCにデータ保管できるので品質が向上する。
適用条件
① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・レーザー距離計1台あたり0.3m×0.3m=0.09m2の設置スペースが必要。
③ 技術提供可能地域
・制限なし
④ 関係法令等
・特になし。
・特になし。
② 現場条件
・レーザー距離計1台あたり0.3m×0.3m=0.09m2の設置スペースが必要。
③ 技術提供可能地域
・制限なし
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具
- カメラ
- 警告灯
- 掲示板
- 計測管理用PC
- 無停電装置(UPB)
- レーザー距離計