トンネル・シールド・推進工事に伴う基準測量(ロボティックトータルステーション)
2021/07/01 更新新規性
・一般的に着工前測量のデータを利用して坑内基準測量を行うに当たり、従来のトータルステーションでは人の目による計測のため、計測距離を100m程(暗視のため)しか取れなかった。そのために計測回数が増え誤差の要因となっていた。しかも開放測量のために視準誤差による精度のばらつきが発生していた。
それに比べ、ロボティックトータルステーション(器械等級1級)は視準誤差がほとんどなく、計測距離も3m~1600mとれるので器械設置点数が少なくなり、それにより従来に比べ計測精度が高く、坑内計測中に内空の3次元計測をすることも可能となった。
・坑内測量の施工精度をより高めるため、誤差をできるだけ少なくするために着工前の基準点測量後、座標をローカル座標に置き換えて作業を行う。
それに比べ、ロボティックトータルステーション(器械等級1級)は視準誤差がほとんどなく、計測距離も3m~1600mとれるので器械設置点数が少なくなり、それにより従来に比べ計測精度が高く、坑内計測中に内空の3次元計測をすることも可能となった。
・坑内測量の施工精度をより高めるため、誤差をできるだけ少なくするために着工前の基準点測量後、座標をローカル座標に置き換えて作業を行う。
期待される効果
・薄暗がりの肉眼では、視認できない明るさの中でも誤差が少なく安定したデータが得られる。
・計測距離が長く取れるため、盛替点が少なく、作業時間の短縮及び精度の向上が見込める。
・計測距離が長く取れるため、盛替点が少なく、作業時間の短縮及び精度の向上が見込める。
適用条件
① 自然条件
・GPS計測時、雨風が強い場合及び雷時は計測ができない(使用温度範囲-40℃~+65℃)
・ロボティックトータルステーション計測時の悪天候(雨・雪・霧・強風等)によって計測条件が悪い場合や、器械が振動する状況では計測できない(使用温度範囲は- 20℃~+50℃)
② 現場条件
・GPS計測点は基本的に天空が開けていなければいけない(樹木や庇等で覆われていない状況)
・スカイリフターやサテライトポール等を使用して測ることも可能であるが、精度の問題上それらをなるべく使用せずに偏心点を設けて対応している。
・ロボティックトータルステーションの計測で後視点の距離が短い場合、従来のトータルステーションと同様前視の距離を長くとると誤差が出る。
・器械を設置するには、三脚を据えるスペースと器械高のスペースが必要。器械高の調整には特注短脚がある(坑径90cm程度まで対応可能)
・両坑口の基準座標が違って関連がとれていない場合でも位置の摺り付けが可能。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
・GPS計測時、雨風が強い場合及び雷時は計測ができない(使用温度範囲-40℃~+65℃)
・ロボティックトータルステーション計測時の悪天候(雨・雪・霧・強風等)によって計測条件が悪い場合や、器械が振動する状況では計測できない(使用温度範囲は- 20℃~+50℃)
② 現場条件
・GPS計測点は基本的に天空が開けていなければいけない(樹木や庇等で覆われていない状況)
・スカイリフターやサテライトポール等を使用して測ることも可能であるが、精度の問題上それらをなるべく使用せずに偏心点を設けて対応している。
・ロボティックトータルステーションの計測で後視点の距離が短い場合、従来のトータルステーションと同様前視の距離を長くとると誤差が出る。
・器械を設置するには、三脚を据えるスペースと器械高のスペースが必要。器械高の調整には特注短脚がある(坑径90cm程度まで対応可能)
・両坑口の基準座標が違って関連がとれていない場合でも位置の摺り付けが可能。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具
- ジャイロステーション
- ロボテックトータルステーション