ラムサスS工法(長距離推進工法)

2021/08/06 更新
  • ラムサスSコウホウ(長距離推進工法)
  • ラムサスS工法の長距離推進メカニズム

NETIS登録番号:KT-180057-A

概要

軟弱土から礫質土までの地盤が掘削できる、小口径長距離推進機の技術

新規性

・吸引排土方式の吸引機能の向上のために、エアーコンプレッサーの新設、バキューム装置の能力向上をはかった。
・推進機の駆動方式を、従来の油圧駆動から電動駆動に変えた。
・カッター駆動電動機の能力向上と二次破砕装置(コーンクラッシャー)を新設した。

期待される効果

・吸引排土方式の吸引機能の向上のために、エアーコンプレッサーの新設、バキューム装置の能力向上をはかったこと、さらにカッター駆動電動機の能力向上と二次破砕装置(コーンクラッシャー)を新設したことにより、呼び径φ250mmで礫地盤(N値50レベル以下)を連続200m推進することが可能となる。
・吸引排土方式の吸引機能の向上のために、エアーコンプレッサーの新設、バキューム装置の能力向上をはかったことにより、呼び径φ250mmで200m以上の連続推進にあたり、途中に仮設の中間発進到達立坑の新設工程が不要となるため、工程の短縮、経済性、施工性が向上する。
・吸引排土方式の吸引機能の向上のために、エアーコンプレッサーの新設、バキューム装置の能力向上をはかったことにより、途中に仮設の中間発進到達立坑の新設が不要となるために、中間発進到達立坑の新設に伴う騒音を発生させないため、周辺環境への影響が低減する。
・推進機の駆動方式を、従来の油圧駆動から電動駆動に変えたことにより、より小さい口径管(呼び径がφ250mm)の上下水道管のための掘進が可能となり、埋設管の規格範囲が広がり、施工性が向上する。

適用条件

① 自然条件
・台風・豪雪(ゲリラ)、雷雨・地震等いわゆる異常時の気象の際には、坑内の安全上施工しない。
② 現場条件
・既設入坑からの回収作業スペースとして、88m2程度のスペースが必要である。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • クレーン設備
  • 泥濃式推進工法用掘進機
  • 発進立坑内設備
  • プラント設備

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
ラムサス工法協会
TEL
052-938-4711
企業情報
公式サイト

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