新規性
・油分を含む土壌及び地下水の浄化を、土工による除去から、原位置油分解微生物の活性による浄化(原位置微生物浄化)に変えた。
期待される効果
原位置微生物浄化に変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・CO2排出量が少なく、環境負荷を低減できることにより、地球環境への影響抑制が図れる。
・汚染土壌の掘削や搬出処理がなくなり、経済性及び施工性の向上が図れる。
適用条件
① 自然条件
・浄化機器の設置・撤去作業及び3N浄化剤の注入は、降水時でも可能。
・揚水が凍結しない0℃以上での施工が望ましい。
② 現場条件
・浄化対象地100m2に対して、注入・揚水井戸が必要な4箇所に、ボーリング時の作業スペースとして1箇所あたり、約2m×3m=6m2のスペースが必要。
・浄化機器設置スペースとして、約2m×3m=6m2/現場が必要。
③ 技術提供可能地域
・制限はなし。
④ 関係法令等
・土壌汚染対策法(平成14年法律第53号・最終改正:平成22年4月1日):環境省
・水質汚濁防止法(昭和45年12月25日法律第138号・最終改正:平成28年5月20日法律第47号):環境省
・大気汚染防止法(昭和43年6月10日法律第97号・最終改正:平成27年6月19日法律第41号):環境省
使用する機械・工具
- 浄化剤注入装置
- 超微細気泡発生装置
- 貯水タンク
- ボーリングマシン
- 揚水ポンプ