FUKOノンジョイントシステム

2024/08/29 更新
  • FUKOⅡホース設置概略図
  • セメント系注入材の充填状況(上図:FUKO-2、下図:FUKO-3)

NETIS登録番号:KT-160130-A(旧登録)

概要

構造的な欠陥になりやすい間隙や供用年数の経過に伴う漏水に対処できる画期的な打継部処理工法。コストパフォーマンスに優れ、順打ち及び逆打ちのいずれの打継処理にも適用。

新規性

・打継ぎ充填方法を、無収縮モルタル充填工法から、FUKOノンジョイントシステムに変えた。
・注入材を、無収縮モルタルから、無収縮セメントペーストに変えた。

期待される効果

■打継ぎ充填方法をFUKOノンジョイントシステムに変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・型枠の設置工程が省略できるので、工期短縮による経済性の向上が図れる。
■注入材を無収縮セメントペーストに変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・狭隘な間隙への充填が可能で注入材の使用量も少なくできるので、材料費の低減および省人化による経済性の向上が図れる。
・狭隘な間隙への充填が可能となり、注入用型枠の設置工程省略および注入材使用量が少ないので、施工性の向上が図れる。
・注入材使用量が少ないので、作業スペースの向上や練り混ぜ時の粉塵を低減でき、周辺環境への影響の向上が図れる。

適用条件

① 自然条件
・施工時の気温は5~35℃の範囲とする。5℃未満の場合はセメント系注入材の凍結対策等、35℃を超える場合は急激な乾燥や硬化を防止するための対策を行う。
・本技術の活用時は上部に構造物がある場合が多いので、雨天などの悪天候においても基本的に施工が可能である。
・打継ぎ部に流水があるような場合は、注入材が硬化前に流されてしまうので、注入の際は水の無い状態が必要である。
② 現場条件
・材料、注入ポンプ等の設置や保管のスペース、作業スペースとして3×3m=9m2程度が必要。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • FUKOホース
  • FUKOホース吸引装置
  • 注入用ポンプ

施工事例・施工実績

工事採用実績

1件
6件
2件

施工手順

会社情報

会社名
シンエイマスター(株)
TEL
042-335-1430
企業情報
公式サイト

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