新規性
・従来の現場積層型の工法に比較して、工場政策の特定ラミネートシートを一層貼る工法することで、工程を短縮することが可能になった。
・工場製作のシートを使用するので、品質が均一で仕上がりにむらがなく、美観に優れる。
・ハイブリッドシートを部分的に切り張りして、補修することが容易な工法となった。
・補強層としてビニロン繊維シートを使用しているため、大きな変形性能を有しており、優れたコンクリートのはく落防止性能を示す。
・表層に高耐候性フッ素樹脂フィルムを用いているため、耐候性に優れる。
期待される効果
・施工性向上と作業工程減少による工期短縮とコスト縮減を実現できる。
・向上製品のシートを使用することで安定した品質を確保することができる。
・従来技術に比べて、付着力、耐候性等の向上で長寿命化を実現できる。
・シートの貼り付けだけなので、立体交差部、部分的な補修、緊急的な補修など、高所作業車による機械足場上での作業に最適。
適用条件
① 自然条件
・作業環境として気温5℃以上、湿度85%以下で、樹脂を取り扱う作業前にコンクリート表面に結露がないこと。
② 現場条件
・機械足場または吊り足場上での施工となる。
・風の影響が予測される場合は、使用する樹脂の飛散防止と施工直後の樹脂未硬化によるシートの剥離対策が必要となる。
・施工前にコンクリート面のひびわれや脆弱部の補修が必要。
③ 技術提供可能地域
・特に制限なし。
④ 関係法令等
・労働基準法
・労働安全衛生法
・消防法等
使用する機械・工具