新規性
・含浸材(接着剤)をエポキシ樹脂から特殊透明ポリウレア樹脂に変えた。
・補強用繊維シートをガラスクロスから、樹脂が含浸することにより透明となる特殊有機系繊維シートに変えた。
・含浸材の特殊透明樹脂に塩化物イオン遮蔽性を付与した。
・含浸材の特殊透明樹脂に中性化阻止性を付与した。
・仕上げ材を有色のポリウレタン系樹脂から特殊透明アクリルシリコーン系樹脂にしたことにより、高透明性・高耐候性を付与した。
期待される効果
・含浸材(接着剤)・繊維シート・仕上げ材を変えたことにより、施工後下地の劣化状況を目視により経過観察することが可能となるため、施工後の点検及び維持管理が容易となる。
・含浸下塗材に不陸修正機能を付与し、繊維シートを作業性の良いものに変えたことにより、全7工程から全5工程に減少させることができ、工程の短縮、経済性が向上する。
・工程の短縮により、施工監理の手間及びそれにかかる人工を抑制できる。
適用条件
① 自然条件
・温度が5~40℃であること。
・湿度が85%以下で結露がないこと。
② 現場条件
・作業スペースとして2.5m×1.8m×1.1mが確保できること。
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限無し。
④ 関係法令
・消防法(昭和23年7月24日法律第186号)
・毒物及び劇物取締法(昭和25年12月28日法律第303号)