コンクリート片のはく落に対する予防保全・補強工法(PVM工法)

2022/12/19 更新
  • PVM工法概要図
  • 補強効果
  • ひび割れ視認性
  • 定着長管理(赤糸による管理)

NETIS登録番号:SK-110004-VR(旧登録)

概要

連続炭素繊維を格子状に織り込んだ特殊シートを使用したコンクリートはく落防止工法

新規性

・従来は「はつり工+モルタル復旧工」を行いコンクリート全体を補修していたが、炭素繊維を格子状に配置したシートをコンクリート全面に、透明な材料にて接着することとした。

期待される効果

・炭素繊維を格子状に配置し、透明な材料にて接着することにより、目視にてひび割れが確認でき、維持管理が容易となる 。
・炭素繊維を用いることで、はく落防止に加えて補強効果が期待できる。
・有機溶剤を使用していないシリコン樹脂を用いることにより、周辺環境への影響低減効果が期待できる。
・養生時間が2時間以上の透明なシリコン樹脂を用いることで、早期に2層目に仕上げが可能であり工程の短縮が期待できる。

適用条件

① 自然条件
・施工時の外気温は5℃以上とする。
・湿度85%以下とする。
・コンクリート表面に結露がないこと。
・降雨時、降雪時は施工不可。
② 現場条件
・施工対象となるコンクリート面に足場や高所作業車にて近接作業が可能であること。
③ 技術提供可能地域
・制限なし
④関係法令等
・消防法

使用する機械・工具

  • コテ
  • ディスクサンダー
  • ヘラ

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
ショーボンド建設(株)
TEL
03-6861-8105
企業情報
公式サイト

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