手すり先行 くさび緊結式足場 スカイウェッジ427

2021/08/11 更新
  • 図1 主要機材(支柱・水平つなぎ・先行手すり筋交い)
  • 図2 水平つなぎジョイント部のストッパー機能

NETIS登録番号:KT-170017-A

概要

手すり先行くさび緊結式足場の技術 

新規性

・足場組立時、墜落防止対策の「手すり型の安全帯取付設備」が、足場を1層上げるごとに必ず先行して簡単に取付くようにした。
・主要機材を、「支柱」「水平つなぎ」「補剛材」の一体式の建わくから、各々組立式に変えた。
・足場1層の高さを、1,700mmから1,800mmに変えた。

期待される効果

■安全帯取付設備が必ず先行して簡単に取付くことにより、以下の効果が期待できる。
・足場から墜落する可能性が減るので、施工性の向上が図れる。
■主要機材を各々組立式に変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・機材1点あたりの体積を小さく重量を軽くすることができ足場組立時および解体時の機材取扱いが容易になるので、施工性の向上が図れる。
・施工性および運送効率が向上できるので、工程短縮と経済性の向上が図れる。
■主要機材を各々組立式に変えたことで補剛材がなくなり、以下の効果が期待できる。
・かつ足場1層の高さを1,800mmに上げたことにより、足場内通路スペースが広くなるので、作業環境の向上が図れる。

適用条件

① 自然条件
 高さ2メートル以上の作業について、下記の危険が予想される悪天候は除く。
・強風(10分間の平均風速が10m/s以上の風)。
・大雨(1回の降雨量が50mm以上の降雨)。
・大雪(1回の降雪量が25cm以上の降雪)。
※悪天候(気象庁より気象に関する情報が発せられた場合)。
② 現場条件
・基礎部が鉛直荷重に対し、十分な支持力を有すること。
・壁つなぎが、垂直方向2層(3.6m)、水平方向3スパン(5.5m)以下ごとに設けられること。
・施工スペースとして、1スパンあたりW2.2m×L3.8m≒8.4m2程度が必要(足場妻側幅900mm時)。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
中央ビルト工業(株)
TEL
03-3661-9631
企業情報
公式サイト

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