NDシステム

2022/02/04 更新
  • NDシステムの主な構成部材
  • 語句の説明

NETIS登録番号:KT-160006-VE

概要

建設現場において、軽量でコンパクトに集積できる部材を使用して、スピーディかつ安全に作業足場を構築する技術

新規性

・構成部材を全て棒状に分割できるようにした。
・先行手すりに全方向に対する落下阻止性能を持たせた。
・支柱材にφ42.7mmのパイプを採用した。

期待される効果

・構成部材を全て棒状に分割することにより、最重量部材の重量が軽量になり、経済性と施工性が上がる。
(従来技術の枠組足場で使用する鳥居型建枠の重量は、1枚当たり13.7kg〔高さ:1725mm 巾:914mmの鳥居型建枠〕である。新技術の支柱は最も重い3.6m支柱でも、1本当たり11.1kg)
・構成部材を全て棒状に分割することにより、集積時の体積を圧縮できるので運搬コストの圧縮が図れる。
(従来技術の枠組足場で使用する鳥居型建枠は門型であり集積性が悪かった)
・従来技術の枠組足場に用いられる先行手すりは、足場の前踏み側と妻面側の落下阻止性能があったが、新技術では前述に加え足場の後踏み側、つまり全方向に落下阻止性能があるので、安全性が向上した。

適用条件

① 自然条件
・強風、大雨、大雪等の悪天候のため、作業の実施について危険が予想されるときは、組立解体作業をしない。
(強風:10分間の平均風速が毎秒10メートル以上の風)
(大雨:一回の降雨量が50ミリメートル以上の降雨)
(大雪:一回の降雪量が25センチメートル以上の降雪)
② 現場条件
・足場荷重で地盤が沈下しない事。
・水平方向は5メートル以内、垂直方向は5.5メートル以内に壁つなぎが取付られること。
③ 技術提供可能地域
・技術提供可能地域については制限無し。
④ 関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
日建リース工業(株)
TEL
03-3295-9111
企業情報
公式サイト

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