新規性
・排土盤のついたロッドヘッドに変えた。
・高圧ポンプを「固化材スラリー吐出圧力=20MPa、吐出量60ℓ/分」から「固化材スラリー吐出圧力=40MPa、吐出量150ℓ/分」へ変えた。
期待される効果
・排土盤のついたロッドヘッドに変えた事により、噴射する固化材スラリーの体積増加による内圧によって改良上部の原土を地上に排出することで、排土量の低減が図れコスト低減となるため経済性の向上が図れる。
・高圧ポンプを「固化材スラリー吐出圧力=20MPa、吐出量60ℓ/分」から「固化材スラリー吐出圧力=40MPa、吐出量150ℓ/分」へ変えた事により地盤切削能力が向上し、短時間で大径改良体が造成でき、施工本数が縮減されるため工期短縮が図れる。
適用条件
① 自然条件
・台風など大雨・強風・大雪などの災害が予想される気候以外は施工可能である。
② 現場条件
・作業面積(施工スペース幅7m×延長14m=面積100㎡以上、プラント設置ヤード10m×20m=約200㎡(1プラント・2マシン時))が確保可能であること。
・上空障害物のクリアランスは、標準12m以上必要である。但し、短縮リーダーを使用した場合、走行レールから5.5m以上必要である。
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限はなし。
④ 関係法令等
・廃棄物処理法(環境省、昭和45年12月)
・水質汚濁防止法(環境省、昭和45年12月)
・騒音規制法(環境省、昭和43年6月)
・振動規制法(環境省、昭和51年6月)
・国土交通省通達「セメントおよびセメント系固化材を使用した改良土の六価クロム溶出試験(案)」(国土交通省、平成12年3月)