ハイブローン工法

2024/08/28 更新
  • 乳剤散布量と透水係数の関係
  • ハイブローンSA散布状況

NETIS登録番号:SK-140004-VE

概要

既設舗装に施工するタックコート工で、同時にリフレクションクラックを抑制する。遮水効果が高まり、層間接着強度を高め、舗装体を強化する技術。

新規性

■従来技術
・既設舗装のクラックにブローンアスファルトなどを高温に加熱溶解してクラックに充填し(クラック処理)、その後オーバーレイを行っていた。
・既設舗装のクラックにシートなどを貼りつけた後オーバーレイを行っていた。
・じょく層(応力緩和層)を設けた後にオーバーレイを行うじょく層工法等で対応していた。

■本技術
・ハイブローンSAを厚膜散布することで既設舗装と表層の間に層(遮水層)を形成し遮水効果を発揮する。
・ハイブローンSAは乳剤なので目視できなかった小さなクラックへも浸透する。
・厚膜散布の層が既設舗装のリフレクションクラックを抑制する。
・既設舗装と表層の接着強度が増大一体化し舗装体を強化する。

期待される効果

・充填時間やじょく層施工の工程が省けるのでコスト削減が可能である。
・従来技術と比較すると早く作業ができる。

適用条件

① 自然条件
・通常の舗装工事と同じ。
② 現場条件
・通常の舗装工事と同じ。
③ 技術提供可能地域
・当社工場設置地区からハイブローンSAの配送可能な地域に限る。(北海道を除く日本全国)
 ただし遠方地域に関しては別途配送料等が発生する。
④ 関係法令等
・道路構造令
・車道及び側帯の舗装の構造に関する省令

使用する機械・工具

  • アスファルトフィニッシャ
  • タイヤローラ
  • ロードローラ

施工事例・施工実績

工事採用実績

12件
110件
26件

施工手順

会社情報

会社名
昭和瀝青工業(株)
TEL
079-226-2611
企業情報
公式サイト

このカテゴリーでよく見られている工法