SDライナー工法〈F+VE〉,SDライナーⅡ工法〈G+VE〉

2024/02/29 更新
  • 本管硬化状況図(形成工法・蒸気硬化)
  • 取付管硬化状況図(反転工法・温水硬化)
  • 本管と取付管一体化更生状況図

概要

老朽化し損傷や腐食した既設管渠を非開削で既設管内に新しい更生管を形成する工法。

新規性

・改築(更新・長寿命化対策)から修繕(補修)までのニーズに対応
・耐薬品性に優れたビニルエステル樹脂を熱硬化性樹脂に使用
・地盤変位に伴う既設管への追従性を有する柔・剛合わせ持つ管きょ更生工法
・「管きょ更生工法における設計・施工管理ガイドライン–2017年版–」に適用
   特 徴(2工法共通)

 

1.改築(更新・長寿命化対策)から修繕(補修)までのニーズに対応
2.耐薬品性に優れたビニルエステル樹脂を熱硬化性樹脂に使用
3.地盤変位に伴う既設管への追従性を有する柔・剛合わせ持つ管きょ更生工法
4.「管きょ更生工法における設計・施工管理ガイドライン–2017年版–」に適用

 

 

 

   工法別の特徴

 

• SDライナー工法〈F+VE〉
1.基材に不織布を使用
2.本管単体、取付管単体、取付管と本管との一体化の3種類の施工が可能
3.現場状況に応じて施工方法に形成工法と反転工法、硬化方法に蒸気硬化と温水硬化の選択が可能
4.反転工法は、本管と取付管を一体化更生することにより、接合部は水密性と止水性を有する

 

SDライナーⅡ工法〈G+VE〉
1.基材に耐酸ガラス繊維を使用
2.耐酸ガラス繊維を軸方向と周方向に均等に配置することにより、どちらの方向でも同等に高強度を発揮する
3.施工方法は形成工法のみで、硬化方法は蒸気硬化と温水硬化の選択が可能

 

 

 

   施工実績(2022年4月現在)

 

• SD ライナー工法〈F + VE〉
 本管:111,527.0m・取付管:11,832箇所
• SD ライナーⅡ工法〈G + VE〉
 本管:32,016.3m

 

 

 

   本管単体更生

 

<形成工法>
 本管更生材をウインチにより、本管内に引き込み、硬化させる。
<反転工法>
 本管更生材を反転装置で水圧によって反転させ、硬化させる。

 

 

 図1 本管硬化状況図(形成工法・蒸気硬化)

 

 

 

   取付管単体更生

 

 取付管更生材を本管内部より、反転装置で反転させ、硬化させる。

 

 

 図2 取付管硬化状況図(反転工法・温水硬化)

 

 

 

   一体化更生

 

 取付管更生後、本管材を反転硬化させることにより取付管と本管が一体化となり継ぎ目のない管きょとなる。

 

 

 

 図3 本管と取付管一体化更生状況図

 

 

 

 


 

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
SDライナー工法協会
TEL
027-329-7378
企業情報
公式サイト

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