エスエスモール工法

2024/02/26 更新
  • 分割回収型エスエスモール(φ1350mm)

概要

カッターで切削した土砂と切羽へ噴射させた目詰材を大量に含んだ泥水をチャンバー内で急速ミキシングして高濃度泥水とし、切羽及びテールボイドを加圧充満させ切羽の高安定を得る工法。

新規性

・テールボイド内に高濃度泥水を充満加圧させることで、管外周面抵抗値を低下させ長距離推進を実現させた
・高濃度泥水による圧力バランスが良好なため、地盤に与える影響が他工法に比べて極めて低い。軟弱地盤から玉石層まで広範囲の土質に対応可能
・排出方法は、切羽から機内までは圧力差圧と高濃度泥水の流動性を利用、機内から坑外までは真空吸引装置により流体輸送する

期待される効果

・玉石は丸ごと取り込み方式とし、呼び径の3分の1まで対応できる
・20R程度の急曲線推進が可能
・1スパン元押しのみで400m程度の長距離推進が可能
・推進設備がコンパクトで狭い仮設ヤードでの施工が可能
・発進、到達以外で補助工法を必要としない
・経済効率が高い

 

 

 

 

エスエスモール工法施工概要図

 

 

 

 

   実 績

 

総延長(2012年度まで)500,000m

 

 

 

   曲 線 推 進

 

同工法の最小曲線半径は、掘進機の性能・施工条件・施工実績により以下の通りである。

 

・急曲線機の場合

 

 

注)上記の曲線半径以下の施工は、掘進機の改造により対応が可能

 

 

 

   長距離推進

 

推力低減システム(SMCシステム)の採用により長距離推進(1000m程度)が可能である。

 

 

 

   巨礫破砕型

 

巨礫破砕型エスエスモール(φ800~φ2600)により最大礫径は呼び径の100%まで対応可能である。

 

 

 

   分割回収型(φ800~φ2200)

 

小立坑・人孔・既設構造物への到達が可能な掘進機を開発。省スペース、コスト縮減に貢献する。

 

 

 

   小立坑発進型(φ700 ~φ1500)

 

φ2500㎜以上の円形立坑から発進し半管(1.2m)またはそれ以下の管長の施工を可能にする。

 

 

 

標準型エスエスモール(φ1200mm)

 

 

 

 


 

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
ジオリード協会
TEL
06-6227-0807
企業情報
公式サイト

このカテゴリーでよく見られている工法