廃棄物最終処分場の覆土代替材「HR」
2024/06/11 更新-
イメージ図
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活用効果イメージ図（降雨を表流水として排出した量が、従来技術が約40%に対し、新技術では約90%である場合）
NETIS登録番号：QS-230022-A
概要
廃棄物最終処分場の覆土作業の際、覆土の一部を削減し、表面を固化させる薬剤に代替する。
新規性
覆土の一部を削減し、覆土表面を固化させる薬剤に代替した。
※薬剤の使用成分は、高分子ポリマー、シリコーン系消泡剤（食品にも使用）、および希釈用の水で構成される。
※薬剤の使用成分は、高分子ポリマー、シリコーン系消泡剤（食品にも使用）、および希釈用の水で構成される。
期待される効果（詳細）
・覆土表面を固化させる薬剤に代替したことで、廃棄物安定化のための浸透水が適量に調整される。
※浸透水の役割は、廃棄物中の有機物の生分解及び無機物の洗い出しを行うことで廃棄物の安定化を図ることであるが、必要以上の浸透水はその後の汚水処理負担の増加につながることから、調整できれば負担軽減が可能となる。
・覆土表面が固化されることで、
① 覆土を減らしても同程度の臭気抑制が可能となり、覆土作業の省力化、経済性の向上及び工程短縮が図れる。
② 覆土表面から発生する粉塵を抑制できるため、近隣地域への環境改善が図れる。
※現状、大半の一般廃棄物最終処分場では熱しゃく減量15%以下の焼却残渣を埋立てているものの、処分場の周辺環境保全を目的として覆土（即日・中間）を行っているのが実情である。覆土本来の目的である廃棄物の飛散防止、臭気抑制効果を果たす覆土代替材「HR」の活用により、覆土の削減が可能となる。
※浸透水の役割は、廃棄物中の有機物の生分解及び無機物の洗い出しを行うことで廃棄物の安定化を図ることであるが、必要以上の浸透水はその後の汚水処理負担の増加につながることから、調整できれば負担軽減が可能となる。
・覆土表面が固化されることで、
① 覆土を減らしても同程度の臭気抑制が可能となり、覆土作業の省力化、経済性の向上及び工程短縮が図れる。
② 覆土表面から発生する粉塵を抑制できるため、近隣地域への環境改善が図れる。
※現状、大半の一般廃棄物最終処分場では熱しゃく減量15%以下の焼却残渣を埋立てているものの、処分場の周辺環境保全を目的として覆土（即日・中間）を行っているのが実情である。覆土本来の目的である廃棄物の飛散防止、臭気抑制効果を果たす覆土代替材「HR」の活用により、覆土の削減が可能となる。
適用条件
① 自然条件
・薬剤散布可能気温は-5℃～50℃。
② 現場条件
・1,000ℓの薬剤タンク設置スペースとして、奥行1,200mm×幅1,000mm×高さ1,160mm以上が必要。
③ 技術提供可能地域
・全国。
④ 関連法令等
・廃棄物処理法施行令6条1項3号
・薬剤散布可能気温は-5℃～50℃。
② 現場条件
・1,000ℓの薬剤タンク設置スペースとして、奥行1,200mm×幅1,000mm×高さ1,160mm以上が必要。
③ 技術提供可能地域
・全国。
④ 関連法令等
・廃棄物処理法施行令6条1項3号
