新規性
・1個当りの支配面積を大きくした。
・自立安定する構造とした。
・水平に設置するだけで、5分勾配になるようにした。【ホライズンII、ポーラス・ホライズンII、はやづみ、Kブロック、IBブロック】
・胴込めコンクリート投入部を大きくした。
・ブロック本体の重量を軽量化した。【ホライズンII、ポーラス・ホライズンII】
・基礎コンクリートを小さくした。【ホライズンII、ポーラス・ホライズンII、Kブロック、IBブロック】
・ブロック表面に多孔質で保水機能のある火山噴出物のスコリアを使用した。【サンエスI型スコリア】
・ブロック表面は石積風模様とした。【Kブロック】
・黒顔料を使用した。【Kブロック】
・天端ブロックは植生が可能な形状とした。【Kブロック】
期待される効果
・支配面積を大きくしたため、施工の効率化が図れる。
・自立安定するため、施工の安全性が向上するとともに、効率化が期待できる。
・水平に設置するだけで5分勾配となるため、勾配合わせが容易である。
・胴込めコンクリート投入部が大きく、作業性が良い。
・ブロック本体を軽量化したため、経済性が向上する。
・基礎コンクリートが小さいため、施工性・経済性が向上する。
・スコリアを使用することで、壁面の乾燥を抑制することができる。
適用条件
① 自然条件
・基礎地盤が安定している箇所。
・多量の湧水等により、背後地山に地下水位が発生するおそれのない箇所。
② 現場条件
・ブロックの控長が、用地境界以内に収まる程度の天端幅が必要。
・所定のクレーンが搬入・作業できるスペースが必要。
・ブロックを仮置するヤードが必要。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・各発注機関の大型ブロック積みに関する設計要領等による。
・「道路土工 擁壁工指針」、(社)日本道路協会、平成24年7月
・「河川管理施設等構造令」
使用する機械・工具