新規性
・胴縁の取付位置を従来より低い位置とした。
・胴縁取付位置を車道側とした。
・柱を短尺化した。
・各部材を軽量化した。
期待される効果
・胴縁取付位置を低くすることで高所作業が無くなり安全性が向上し、かつ作業員の昇降作業が軽減され、作業環境改善が図れた。
・胴縁取付位置を車道側としたことで、足場が良くなり作業性が向上した。
・柱を短尺化することで現場内での取回しが良くなり、作業性が改善された。
・各部材を軽量化したことで、製作から運搬までの環境負荷(CO2の発生量)の大幅な軽減と、組立の作業性が改善されることで工期短縮とコスト縮減が図れた。
適用条件
① 自然条件
・標準品は設計風速50m/s対応。これ以外の仕様も対応可能。
・風向きによる有孔率の変化が少ない形状(縦ベルトの間隔が広く橫ベルトの間隔が狭い格子形状)のネットのため、直角風だけでなく斜め風にも適応。
(風向きがフェンスに対して平行に近い場合には検討が必要)
・前後に吹き溜まりを形成しにくいフェンスのため、逆風による悪影響が少ない。
② 現場条件
・ネットユニット取付時にはネットユニットを展開するスペース(2.0m×4.0m程度)が必要。
・平面角度、縦断勾配共に3%以内であれば標準品で対応可能。それ以上の場合でも設計対応可能。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具