新規性
・下地材をプライマーからアクリル酸エステル-スチレン共重合体のシーラーに変えた。
・主材をパテ材と中塗り材から、粉体(白色セメント・特殊骨材)と樹脂(アクリル酸エステル共重合体)の混合体に変えた。
・上塗り材をトップカラーから水蒸気透過性を有するR・T COATトップコート(水系透湿弾性シリコン)に変えた。
期待される効果
・主材を粉体と樹脂の混合体に変えたことによりコンクリートと同質の無機系アルカリ性でその適合性が高く、しゃ塩性、水蒸気透過阻止性を有するので品質の向上が図れ、塩害にも強いことから長期にコンクリ ートの保護が図れる。
・R・T COATの使用により手間のかかるパテ塗布工程が不要になり、使用材料も大幅に減ずる事が可能になり、工数・材料費減によりコスト低減が図れる。
・R・T COAT 主材はセメント系塗料でセメントと同じアルカリ性なので下地面が湿潤していても施工可能なので工期短縮が図れる。
適用条件
① 自然条件
・作業環境条件:気温5℃~40℃、湿度85%以下
・降雨、降雪、強風時は作業しない。
② 現場条件
・作業幅として最低1m程度が必要。
・材料スペースと混錬作業スペースとして3.3m2程度が必要。材料・機材の運搬は普通トラックなど一般車両で対応可能である。
・攪拌機、秤、コンクリート素地調整等のコンクリート塗装並みの使用機材を準備する。
③ 技術提供可能地域
・特に制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具