ジオアンカー工法(拡翼型盛土補強土工法)
2022/12/19 更新新規性
・部材先端部が、打込み後に拡大する機械式アンカー構造になっており、グラウトを用いず施工直後から引抜抵抗力を得ることができる。
・従来技術のうち、鉄筋補強土工では比較的重量物の削孔機械、グラウト注入設備・機器が必須となり、グラウトが硬化するまで補強効果が発揮されない。本工法は、施工機器・部材とも軽量で施工も簡易で、また機械式アンカー構造となっているため、施工直後から補強効果が発揮される。
・従来技術のうち、吹付法枠工ではモルタル吹付けプラントの設置が必須で、現場打ち法枠工の場合には、型枠・コンクリート工が必須である。抑制効果は、モルタルまたはコンクリート硬化後まで待たねばならない。本工法は、グラウト材を用いない機械式アンカーであるため、施工が極めて簡易で、施工直後から補強効果が発揮される。
・従来工法に比べて、部材、打設装置が軽量なため、施工の安全性が高い。
・従来技術のうち、鉄筋補強土工では比較的重量物の削孔機械、グラウト注入設備・機器が必須となり、グラウトが硬化するまで補強効果が発揮されない。本工法は、施工機器・部材とも軽量で施工も簡易で、また機械式アンカー構造となっているため、施工直後から補強効果が発揮される。
・従来技術のうち、吹付法枠工ではモルタル吹付けプラントの設置が必須で、現場打ち法枠工の場合には、型枠・コンクリート工が必須である。抑制効果は、モルタルまたはコンクリート硬化後まで待たねばならない。本工法は、グラウト材を用いない機械式アンカーであるため、施工が極めて簡易で、施工直後から補強効果が発揮される。
・従来工法に比べて、部材、打設装置が軽量なため、施工の安全性が高い。
期待される効果
■工期の短縮と施工費の縮減
・作業工程が簡便であり、1箇所あたりの施工時間が短いことから、省力化が図れ、熟練工を必要としないことから、生産性が向上し、工期を短縮することができる。また、部材も安価で、高価な専用機械や大型重機を使用しないので、施工費の縮減ができる。
■作業安全性の向上
・施工に必要なジオアンカー部材や工具が軽量であり、工程も簡便なため、作業の安全性が向上する。
■緊急時の対応可能
・打込み、先端拡大、受圧板設置、緊張の工程が迅速であるとともに、使用機器が軽量であるため搬入路確保や足場設置の手間が少なく、緊急時の対応が容易である。グラウトの硬化を待つ必要が無いため、工事完了直後から、引抜抵抗力が最大限発揮され、素早い斜面安定化が可能である。また、工事に必要な装置が少なく、規模の大きなプラント等が不要であることから、緊急性の高い部分のみの小規模施工にも容易に対応できる。
・作業工程が簡便であり、1箇所あたりの施工時間が短いことから、省力化が図れ、熟練工を必要としないことから、生産性が向上し、工期を短縮することができる。また、部材も安価で、高価な専用機械や大型重機を使用しないので、施工費の縮減ができる。
■作業安全性の向上
・施工に必要なジオアンカー部材や工具が軽量であり、工程も簡便なため、作業の安全性が向上する。
■緊急時の対応可能
・打込み、先端拡大、受圧板設置、緊張の工程が迅速であるとともに、使用機器が軽量であるため搬入路確保や足場設置の手間が少なく、緊急時の対応が容易である。グラウトの硬化を待つ必要が無いため、工事完了直後から、引抜抵抗力が最大限発揮され、素早い斜面安定化が可能である。また、工事に必要な装置が少なく、規模の大きなプラント等が不要であることから、緊急性の高い部分のみの小規模施工にも容易に対応できる。
適用条件
① 自然条件
・盛土法面、自然斜面の表層土砂部・強風化部に適用する。
・崩壊厚さ1.5m以内の表層崩壊が懸念される箇所に適用する。
② 現場条件
・人が歩くことができる程度の搬入路があれば、使用機器、使用部材の搬入ができる。
・作業スペースは、1.5m×2m程度あれば十分作業可能である。
・法面・斜面傾斜が急の場合には、パイプ足場等を用いて1.5m×2m程度の傾斜足場を作る場合もある。
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能。
④ 関係法令等
・特になし。
・盛土法面、自然斜面の表層土砂部・強風化部に適用する。
・崩壊厚さ1.5m以内の表層崩壊が懸念される箇所に適用する。
② 現場条件
・人が歩くことができる程度の搬入路があれば、使用機器、使用部材の搬入ができる。
・作業スペースは、1.5m×2m程度あれば十分作業可能である。
・法面・斜面傾斜が急の場合には、パイプ足場等を用いて1.5m×2m程度の傾斜足場を作る場合もある。
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する機械・工具
- トルクレンチ
- 油圧ブレーカー