SSL永久アンカー工法

2024/08/30 更新
  • SSL-P 型アンカーと埋設状況
  • 中越地震災害復旧工事

NETIS登録番号:HR-990015-A(旧登録)

概要

SSL永久アンカー工法には、拡孔支圧型のSSL-P型、SSL-M型および周面摩擦先端圧縮型のSSL-CE型がある。適用地盤はP型は粘土・風化岩、M型は軟岩~中硬岩、CE型は軟岩以上である。P型とM型は設置地盤を拡孔し、球根状の支圧体を造成し、その支圧体と地盤との支圧抵抗によりアンカー耐力を確保する工法である。CE型は耐荷体を介してアンカー体のグラウトに圧縮力を作用させる圧縮型の支持機構を採用し、グラウトに引張り亀裂が生じず、進行性劣化が抑制される。これらはいずれも(一財)砂防・地すべり技術センターから建設技術審査証明を取得している。

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新規性

・本工法には拡孔支圧型SSL-P型、SSL-M型および周面摩擦先端圧縮型のSSL-CE型がある。適用地盤はP型が粘土・風化岩、M型が軟岩~中硬岩、CE型が軟岩以上
・P型とM型は設置地盤を拡孔し、球根状の支圧体を造成し、その支圧体と地盤との支圧抵抗によりアンカー耐力を確保する工法
・CE型は耐荷体を介してアンカー体のグラウトに圧縮力を作用させる圧縮型の支持機構を採用し、グラウトに引張亀裂が生じず、進行性劣化が抑制される

期待される効果

・様々な地盤に応じた全く新しい嵌合機構“拡孔支圧型アンカー体”を形成することにより、従来の周面摩擦型アンカーの弱点であるアンカー体と設置地盤との進行性劣化を克服
・進行性劣化の影響を受けにくいのでアンカー体長短くすることができ、かつ支持機構をより完全なものとした
・“大地に根付く嵌合メカニズム”でさまざまな地盤に対応でき、地滑りや斜面の安定、法面の保護、鉄塔などの転倒防止、擁壁の補強などに幅広く適用できる工法
   特 徴

 

P型、M型の許容引抜き力は設置地盤の一軸圧縮強度(σc)と支圧面積(F)をもとにして算出される。

CE型では、グラウトが漏失する地盤でも確実にアンカー体を造成できるようにアンカー体部をパッカーで覆った仕様(オプション)もある。

グラウンドアンカーの設置地盤は必ずしも安定なものばかりではなく、粘土などから極硬岩までさまざまな地盤が対象となる。SSL永久アンカー工法は、“大地に根づく嵌合メカニズム”でさまざまな地盤に対応でき、地滑りや斜面の安定、のり面の保護、鉄塔などの転倒防止、擁壁の補強などに幅広く適用できる工法である。

 

 

 

SSL-CE型アンカー施工例

 

 

 

SSL-P型 NETIS登録番号 HR-990015-A(旧登録)

・パッカータイプの拡孔支圧型永久アンカー

・N値10以上の粘土~風化岩に適用

 

 

 

SSL-M型 NETIS登録番号 HR-990015-A(旧登録)

・メカニカルタイプの拡孔支圧型永久アンカー

・一軸圧縮強度3~25MPaの軟岩~中硬岩に適用

 

 

 

SSL-CE型アンカー

・先端圧縮型永久アンカー

・一軸圧縮強度5MPa以上の岩盤(軟岩~硬岩)に適用

 

 

 

SSL-パッカー付CE型アンカー

・シームレスパイレンパッカー使用の先端圧縮型永久アンカー

・漏水の著しい、または湧水の多い岩盤に適用

 

 

 

石神浄化施設機能改善工事 2013年(千葉県)

SSL-CE型アンカー

SSL-P型アンカー

 

 

 

 


 

施工事例・施工実績

工事採用実績

0件
700件
0件

施工手順

カタログ

カタログPDF

会社情報

会社名
SSLアンカー協会
TEL
03-5623-3645
企業情報
公式サイト

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