地山補強土工法 高耐力マイクロパイル

2022/04/14 更新
  • 構造物基礎の耐震補強
  • 新設構造物の基礎補強
  • 地すべりや斜面の保護
  • 擁壁・橋台等の補強

概要

高耐力マイクロパイルとは、マイクロパイル技術にグラウンド・アンカー 工法で用いられている削孔技術やグラウトの加圧注入技術を取り入れ、 異形鉄筋と高強度の鋼管を埋め込むことにより高耐力・高支持力の細径杭を築造する工法である。
構造物(橋 脚)基礎の耐震補強や擁壁・橋台等構造物の基礎補強などに用られる。

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期待される効果

1.細径、大きい支持力
細径で大きな支持力が得られる。
2.引き抜き力を有効活用
押し込み力と引き抜き力の両方の荷重を支持できるため、耐震補強には引き抜き力を有効に活用できる。
3.低騒音、振動
削孔機械がボーリングマシンのため、桁下空頭3.5mで施工可能で、騒音や振動が少ない。
4.既設構造物の影響が少ない
杭径が300mm以下と小さいため、地中障害物や既設構造物の影響が少ない。
5.掘削土量が少ない
杭径が細いため、掘削土量が少ない。

適用条件

■適用地盤
粘性土、砂質土、礫質土、玉石・転石、軟岩、硬岩あらゆる地盤に対応可能。
支持地盤は以下の条件を満たす必要がある。
1.粘性土層では、N値が10程度、一軸圧縮強度0.2MPa程度
2.砂質土、礫質土層はN値が20以上
3.軟岩、硬岩では、不連続面の有無、スレーキングや風化の度合いを事前に検討

■施工機械について
削孔機は、作業環境条件,周辺環境条件、地盤条件を考慮して適切なものを選定する必要がある。空頭制限がある場合、その条件に合う削孔機を使用する必要がある。現状では3.5mの空頭まで施工が可能。下空頭制限のない場合に使用する標準タイプの機械は、クローラータイプとスキッドタイプのロータリーパーカッション式ボーリングマシーンとなる。

施工事例・施工実績

施工手順

カタログ

カタログPDF

会社情報

会社名
ヒロセ補強土(株)
TEL
03-5634-4508
企業情報
公式サイト

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