アルファグリーン緑化吹付工

2024/02/26 更新
  • アルファグリーン工法施工状況

NETIS登録番号:TH-990001-VE(旧登録)

概要

この工法は従来の施工機械を使用し、吹付材料の高分子糊剤などを安定剤『アルファグリーン』に置き換えるだけという簡単な施工方法であるのにもかかわらず、岩盤その他厳しい条件ののり面に対して強固な接着・基盤層の安定をもたらし、それと同時に通常のり面において1:0.6程度の勾配まではラス金網張工などの緑化基礎工を省略することができるため、コスト削減と工期の短縮を実現するものである。

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新規性

・土砂のり面緑化、岩盤のり面緑化などに対して、同社指定の高品質な基盤材にのり面緑化吹付用安定剤「アルファグリーン」を組み合わせてのり面に吹付けて適正な植生基盤を造成
・のり面緑化吹付用安定剤「アルファグリーン」を使用することにより、一部の条件下を除いて緑化基礎工の簡易化を図ることができ、それにより経済性の向上を図ることができる

期待される効果

・造成基盤を安定させ、耐降雨性、耐凍上性を向上
・緑化基礎工の一部(金絹張工・ナイロンネット張工等)を原則省略することができる
・緑化基礎工が省略されることにより、施工単価の縮減・工期の短縮が図れる
・従来からある植生基材吹付工と同じく、法面の緑化吹付にはモルタルガンを用いるため施工機械を新たに購入する必要がない
・ラス金網を省略できることにより、施工機械の運転時間を短縮できる
   開発の背景

 

 近年岩盤のり面の緑化が当たり前になるにつれ、施工のり面の性状の多様化により、従来からある植生基材・客土・種子吹付工では、当初数年は青々としていたが数年経つと植物の枯死や、ひどいときには、吹付けした基盤層が降雨や凍土劣化により、流亡・滑落したりしてしまう例も見られる。これでは樹林化どころか緑化工の本来の目的である防災機能も果たすことができない。

 

 また、在来種は外来種よりも総じて発芽・生長が遅く、吹付基盤のみで長期にわたって安定していることが必要となる。これらのことにより、従来よりもさらに侵食防止機能の高いのり面緑化工法が求められてきた。

 

 また、近年の発注者予算の縮小に伴い、コスト削減・工期の短縮も同時に必要とされている。

 

 

アルファグリーン工法施工状況

アルファグリーン工法に用いられるミニクリート

 

 

アルファガン工法施工状況

アルファガン工法に用いられるモルタルガン

 

 

 

 

   材料の安定性

 

 安定剤『アルファグリーン』は、単体で環境庁の告示46号溶出規準をクリアしており、安定性は確立されている。

 

 

 

   施 工 実 績

 

 アルファグリーン工法・アルファガン工法は、両者合わせて全国で約130万m2、500件以上の実績があり、一番古いもので1995年の施工実績がある。いずれも順調に生育している。

 

 

 

   NETISにおける評価

 

 国土交通省NETIS設計比較対象技術(旧実施要領)指定工法

 登録番号:TH-990001-VE(旧登録)

 

 

 

 


 


 

 

関連リンク

 

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施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
(有)アルファグリーン
TEL
045-650-5360
企業情報
公式サイト

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