ミリ波レーダを用いた切羽変位監視システム

2021/03/03 更新
  • ミリ波レーダ
  • 従来技術との違い

NETIS登録番号:QS-190038-A

概要

施工中のトンネル掘削面の変位を電波により面的に3次元で計測する技術。

新規性

・1点ずつ計測を面的に変位を計測する方式に変えた。
・光波による計測から、電波による計測に変えた(途中に障害物が入っても検知可能)。
・計測した変位を大きさに応じた色分けの画像で表示し、どこがどの程度変位しているかを視覚的に分かるようなソフトを導入した。また、アラーム表示及び自動通知が可能である。

期待される効果

・面的に変位を短時間に計測することで、工程の短縮につながる。
・独自の技術で電波の受信波を解析することで、0.1mm単位での変位を求めることが可能となり、微少な変位の検出が可能となる。
・独自のソフトにより変位の「見える化」が可能となる。また、閾値を超えた場合はアラーム表示及び自動通知が可能となる。

適用条件

① 自然条件
・気温-20℃から+55℃の範囲で計測できる。
② 現場条件
・計測する対象面を直接見通せる場所に装置を設置する必要がある。
・計測対象面から200m以内まで計測可能である。
・作業スペースは三脚を設置(1m×1m程度)できる比較的平坦な場所が必要である。
③ 技術提供可能地域
・全国
④ 関係法令等
・特になし

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
エフティーエス(株)
TEL
03-6206-2220
企業情報
公式サイト

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