新規性
・コンクリート法枠の代わりに支承構造物(支圧板)として働く固定プレートと接続したロックボルトの抑止力・支持力により土砂崩壊を予防する。
・コンクリート法枠の代わりにロックボルトに締結した格子状のワイヤロープの抑止力・支持力により落石を予防する。
期待される効果
・吹付プラントの設置の必要はなく、大型機械が搬入困難な山腹や民家裏などの狭隘な現場における施工が可能となる。
・吹付機、バックホウ等を使用しないため、CO2排出量は低減する。
空気圧縮機:28馬力(kW)×0.189燃料消費量(L)×運転時間3hと仮定×CO2排出係数2.58=40.96kgCO2
ホイールクレーン:193馬力(kW)×0.103燃料消費量(L)×運転時間3hと仮定×CO2排出係数2.58=153.86kgCO2
合計194.82kgCO2
・既存木を伐採せず施工ができるため緑が残り、景観についてやCO2削減において、周辺環境への影響は少ない。
適用条件
① 自然条件
大雨、強風、積雪時は施工不可
② 現場条件
作業スペース:人力によるスペース1m×0.5m×6人=3㎡、空気圧縮機設置スペース:2.35m×1.45m=3.41㎡、ホイールクレーン設置スペース:5.0m×11.0m=55.0㎡ 合計61.41㎡
仮置きスペース:6.5m×4.3m=25.8㎡(設置面積900㎡分)
③ 技術提供可能地域
日本全国技術提供可能
④ 関係法令等
特になし