ウッド筋工(簡易型)
2023/08/14 更新新規性
これまで植生の生育に不向きとされていた急傾斜面において、植生の生育環境を改善し、緑化が可能となる。
本工法で植生が回復し役割を終えた筋工は、時間の経過とともに腐朽して土に還る間伐材のため、環境負荷を低減することが可能であり、従来のコンクリート構造物と比べ、二酸化炭素排出量を抑える。
本工法で植生が回復し役割を終えた筋工は、時間の経過とともに腐朽して土に還る間伐材のため、環境負荷を低減することが可能であり、従来のコンクリート構造物と比べ、二酸化炭素排出量を抑える。
期待される効果
・筋工は斜面を階段状化し、表土の流亡を抑えるとともに植生の生育環境となる棚となる。
・筋工は保水効果があり、豪雨時は雨水の分散効果を発揮。
・筋工は周辺飛来種子を効率的にキャッチする。
・アンカーボルトは斜面の状況に対して長さ、強度を変えることができる(表層崩壊に対してロックボルトを使用可能(ウッド筋工鉄筋挿入型))。
・間伐材を使用するため、違和感なく自然に調和。
・森林保全、林業振興のため、間伐材の利用促進が図れる。
・筋工は保水効果があり、豪雨時は雨水の分散効果を発揮。
・筋工は周辺飛来種子を効率的にキャッチする。
・アンカーボルトは斜面の状況に対して長さ、強度を変えることができる(表層崩壊に対してロックボルトを使用可能(ウッド筋工鉄筋挿入型))。
・間伐材を使用するため、違和感なく自然に調和。
・森林保全、林業振興のため、間伐材の利用促進が図れる。
適用条件
適用可能な範囲
・切土法面や自然斜面
・適用勾配 1:0.3より緩い勾配
適用できない範囲
・崩壊が生じる場合(地すべり、深層崩壊など)
・亀裂の発達が顕著な場合(風化が進むと肌落ち的な抜け出しが予想される場合には、全面的なのり面保護工との併用が必要)
㈳日本道路協会「道路土工・のり面工・斜面安定工指針」東・中・西日本高速道路㈱「切土補強土工法設計・施工要領」を参考
・切土法面や自然斜面
・適用勾配 1:0.3より緩い勾配
適用できない範囲
・崩壊が生じる場合(地すべり、深層崩壊など)
・亀裂の発達が顕著な場合(風化が進むと肌落ち的な抜け出しが予想される場合には、全面的なのり面保護工との併用が必要)
㈳日本道路協会「道路土工・のり面工・斜面安定工指針」東・中・西日本高速道路㈱「切土補強土工法設計・施工要領」を参考