低温、高温環境でも施工可能な浸透性エチルシラン撥水剤サンハイドロックL
2024/06/05 更新新規性
・撥水剤は、溶剤系と水系に大別される。
・溶剤系、特にアルコール系では、揮発速度が速いために、撥水剤の成分がコンクリートの奥深くまで含浸し、撥水層を形成する前に、薬剤が揮発してしまうことがあった。
また、高温時には揮発速度がさらに速くなり、施工性が低下する場合があった。土木学会の表面保護工設計施工指針(案)でも、晴天時や30℃以上の環境で施工をする場合には、水系の材料を使用することが好ましいとされている。
・水系撥水剤は、0℃以下では凍結してしまうため、低温環境では施工が不可能であった。
・また、施工後、表面に撥水性が付与された基材への再度の塗布には、材料自体の水分が弾かれてしまうために、表面の撥水層をはつり取るなどの工夫が必要な場合があった。
・サンハイドロックLに使われる特殊溶媒の揮発速度は水の1/10以下で、従来の水系撥水剤以上にゆっくりと揮発する。
・揮発速度が遅いことで、塗布後表面近くに残った撥水剤が、揮発してしまうことなく含浸し続けるため、1回の塗布で深く含浸させることが可能である。
・特に高温環境での施工には優位性がある。
・サンハイドロックLの溶媒は-40℃まで凍結しないため、0℃以下での施工も可能である。
・再塗布に当たっても、撥水剤自体が撥水層に弾かれるようなことがなく、そのまま塗布することが可能である。
・溶剤系、特にアルコール系では、揮発速度が速いために、撥水剤の成分がコンクリートの奥深くまで含浸し、撥水層を形成する前に、薬剤が揮発してしまうことがあった。
また、高温時には揮発速度がさらに速くなり、施工性が低下する場合があった。土木学会の表面保護工設計施工指針(案)でも、晴天時や30℃以上の環境で施工をする場合には、水系の材料を使用することが好ましいとされている。
・水系撥水剤は、0℃以下では凍結してしまうため、低温環境では施工が不可能であった。
・また、施工後、表面に撥水性が付与された基材への再度の塗布には、材料自体の水分が弾かれてしまうために、表面の撥水層をはつり取るなどの工夫が必要な場合があった。
・サンハイドロックLに使われる特殊溶媒の揮発速度は水の1/10以下で、従来の水系撥水剤以上にゆっくりと揮発する。
・揮発速度が遅いことで、塗布後表面近くに残った撥水剤が、揮発してしまうことなく含浸し続けるため、1回の塗布で深く含浸させることが可能である。
・特に高温環境での施工には優位性がある。
・サンハイドロックLの溶媒は-40℃まで凍結しないため、0℃以下での施工も可能である。
・再塗布に当たっても、撥水剤自体が撥水層に弾かれるようなことがなく、そのまま塗布することが可能である。
期待される効果
・例えば、融雪剤による塩害劣化が懸念される寒冷地域は、撥水剤の効果が大きく発揮できる地域であるが、冬場には気温が0℃を下回ることも多く、日中には0℃を超えたとしても、日没後すぐに氷点下となるため、水系撥水剤での施工が困難であった。
・サンハイドロックLでは、温度条件によって施工が左右されることがないため、どのような地域でどのような時期に施工しても、効率的で安定した施工が可能である。
・被覆系工法や、水系の含浸工法と違い、旧塗膜や撥水層の除去等を伴わずに何度でも塗り重ねが可能であるため、再施工やタッチアップ施工が容易である。
・揮発速度が遅いため、塗布した箇所の濡れ色が消えるまでに時間があり、既塗布部と未塗布部の見分けが容易である。
・一度の塗布で深く含浸するため、工程数が短縮できる。
・サンハイドロックLでは、温度条件によって施工が左右されることがないため、どのような地域でどのような時期に施工しても、効率的で安定した施工が可能である。
・被覆系工法や、水系の含浸工法と違い、旧塗膜や撥水層の除去等を伴わずに何度でも塗り重ねが可能であるため、再施工やタッチアップ施工が容易である。
・揮発速度が遅いため、塗布した箇所の濡れ色が消えるまでに時間があり、既塗布部と未塗布部の見分けが容易である。
・一度の塗布で深く含浸するため、工程数が短縮できる。
適用条件
① 自然条件
・施工時の気温は-20℃以上、60℃未満が好ましい。ただし、著しい結露のないこと。
・降雨中や降雨直後の施工、あるいは施工後24時間以内に降雨が予想される場合には、基材に雨水がかからないような養生が必要となる。
また、強風時には飛散防止措置を取る必要がある。
② 現場条件
・基材コンクリートは、乾燥状態であることが必要。
・火気や高温となる機械が付近にないこと。
・打設直後のコンクリートへの施工は避けること。
・一般的な塗装作業に必要な足場や作業スペース、養生が必要。
③ 技術提供可能地域
・上記条件を満たせば、日本全国で施工可能。
④ 関係法令等
・消防法
・施工時の気温は-20℃以上、60℃未満が好ましい。ただし、著しい結露のないこと。
・降雨中や降雨直後の施工、あるいは施工後24時間以内に降雨が予想される場合には、基材に雨水がかからないような養生が必要となる。
また、強風時には飛散防止措置を取る必要がある。
② 現場条件
・基材コンクリートは、乾燥状態であることが必要。
・火気や高温となる機械が付近にないこと。
・打設直後のコンクリートへの施工は避けること。
・一般的な塗装作業に必要な足場や作業スペース、養生が必要。
③ 技術提供可能地域
・上記条件を満たせば、日本全国で施工可能。
④ 関係法令等
・消防法
使用する機械・工具
- スプレー
- ハケ
- ローラー
- 高圧洗浄機