AGF-STD工法

2022/12/19 更新
  • φ114.3鋼管の構成部材(例)

NETIS登録番号:KK-150045-A(旧登録)

概要

ねじ接続部の曲げ耐力を改善した、鋼製シースとした注入式長尺先受け技術

新規性

・鋼管の両端に直接、ねじを加工することを止め、別途に厚肉のねじ部材に変更。
・厚肉ねじ部材は鋼管の両端に全周溶接固定し、ねじ部の曲げ耐力を改善。
・厚肉ねじ部の曲げ耐力に応じた鋼管を採用したため、鋼管部の肉厚を低減。
・撤去する端末管に薄肉の鋼製シース管を採用。

期待される効果

・長尺先受け鋼管の曲げ耐力の弱点だった接続ねじ部を厚肉部材とし、曲げ耐力を改善した。
・厚肉ねじ部材の曲げ耐力に応じた鋼管の採用で従来鋼管の肉厚を薄くすることができた。
【標準径φ114.3 t=6.0をφ114.3 t=4.5に、小口径はφ76.3 t=5.2をφ76.3 t=4.2に変更可能】
・鋼管の肉厚が薄いので軽量化による施工性改善と鉄資源の縮減が可能となる。
・撤去管は肉厚t=0.5の軽量な鋼製シースであり、鉄資源の使用量と廃材量を最小化できる。

適用条件

① 自然条件
・台風・強風・集中豪雨を除き通常の施工が可能である。
② 現場条件
・汎用ドリルジャンボで坑内スペースを活用して通常の施工ができる。
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • インサート管
  • 注入台車
  • ドリルジャンボ
  • ビット・ロッド
  • 防護メガネ・マスク

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
エスティーエンジニアリング(株)
TEL
0729-90-0250
企業情報
公式サイト

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