ビストフェンス

2019/03/28 更新
  • ビストフェンス設置状況
  • 緩衝機構(EAロープ)

NETIS登録番号:HK-180009-A

概要

アンカー基礎で、支柱根元をピン節後にした、エネルギー吸収落石防護柵の技術

新規性

・コンクリート基礎からアンカー基礎に変更した。
・支柱根本をピン結合にし、頭部から山側へロープを設けた吊構造とした。
・地山の起伏による隙間や落石の衝突による柵下部からのこぼれ出し対策として、補助金網を標準化した。
・新しい緩衝機構(EAロープ)と高強度金網を用いて、効率的に落石エネルギーを分散・吸収する構造とした。
・実物大の重錘衝突実験を行い、捕捉性能を確認した。

期待される効果

・基礎をコンクリート基礎からアンカー基礎に変更し、落石発生源に近い斜面中腹で施工が可能となったため、落石エネルギーが小規模なうちに捕捉できる。
・斜面直角設置が可能となったため、従来技術より柵高を抑え、かつ設置延長を短縮できる。
・アンカー基礎にしたことで地山掘削が不要となり建設発生土を抑えることができる。
・現地の地質条件に応じたアンカーを打設出来る。ただし、施工難易度に差異はある。
・支柱間隔を3m~9mまで対応できることで斜面に合わせた経済的な設置ができる。

適用条件

① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・どのような地質でも施工可能である。
・原則足場は不要である。(地形条件により2m程度の作業足場を設ける)。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • 削岩機

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
東京製綱(株)
TEL
03-6366-7788
企業情報
公式サイト

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