ゼロスペース工法

2024/08/30 更新
  • 橋梁下部工事への適用例
  • 高剛性軽量型枠材“ゼロスペースボード”

NETIS登録番号:KT-010186-VE(旧登録)

概要

仮設を用いる現場打ちボックスカルバート施工時における余掘り幅削減を目的とした工法。

新規性

現場打ちコンクリートで構築される地下構造物の外型枠として、非腐食性の残置型枠(ゼロスペースボード)を開発採用し、掘削幅の縮小と土留め杭引き抜きを可能とした。

期待される効果

・掘削幅の縮減により掘削規模が縮小し、建設副産物や建設材料の低減によるコスト縮減が図れる。
・掘削幅の縮減により、道路上占用工事期間や騒音・振動発生期間、交通流の阻害期間が短縮される。
・残置型枠は、従来の木製型枠と比較して重量が4分の1(3kgf)と軽量であるため、型枠設置作業の苦渋性が軽減される。また、外型枠撤去作業がなくなる。

適用条件

① 自然条件
・土留め杭(鋼矢板、親杭)が打設可能である地盤(砂質土、粘性土)
② 現場条件
・地下構造物構築工事において、掘削幅が地下構造物の幅で決定する場合
・杭打ち精度を確保することから、鋼矢板Ⅲ型またはⅣ型、親杭H-300程度の場合
・土留め杭が必要であり、かつ引き抜いたほうが有利な場合
③ 技術提供可能地域
・制限なし
④ 関係法令等
・ゼロスペース工法の設計・施工指針(案)

施工事例・施工実績

工事採用実績

520件
224件
426件

施工手順

会社情報

会社名
(株)関電工
TEL
050-3132-4113
企業情報
公式サイト

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