多数アンカーW

2021/02/09 更新
  • 多数アンカーW構造図(背面)
  • 多数アンカーW外観(正面)

NETIS登録番号:KT-140057-A(旧登録)

概要

流水域に鉛直壁を構築できるアンカー補強土壁工法

新規性

・直壁を現場打擁壁(逆T型擁壁)から、コンクリート二次製品に変えた。
・本体の構築作業を前後に総足場が必要な現場打擁壁(逆T型擁壁)から、総足場が不要な補強土壁に変えた。
・構造を現場打擁壁(逆T型擁壁)から、補強材を有する補強土壁に変えた。

期待される効果

■コンクリート二次製品に変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・工期が大幅に短縮できるので、経済性の向上が図れる。
・足場工、養生工が低減できるので、工期の短縮が図れる。
・迅速な施工が可能となるので、施工性の向上が図れる。
・鉄筋や型枠の廃材発生量を低減できるので、周辺環境への影響が軽減できる。
・鉄筋工や型わく工が不要になるので、省力化が図れる。
■総足場が不要な補強土壁に変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・足場工が笠コンクリート打設時だけに低減されるので、安全性の向上が図れる。
■補強材を有する補強土壁に変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・補強土盛土内に地震時のすべり線が発生しないので、耐震性が向上する。

適用条件

① 自然条件
・特になし。
② 現場条件
・盛土材料の仮置きが可能な箇所であること。
・コンクリート二次製品の壁面材(幅1.5m、高さ1.0m、厚さ0.35m)、補強材の搬入、および仮置きが可能な箇所であること。
・設計補強材長(アンカープレート時:2.5m以上、ロックアンカー併用時:1.5m以上)の床掘幅が確保できる箇所であること。
・建設機械の搬入、稼働が可能な箇所であること。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・河川管理施設等構造令第二十五条。

使用する機械・工具

  • 振動ローラ
  • タイヤローラ
  • トラッククレーン
  • バックホウ
  • ブルドーザ

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
岡三リビック(株)
TEL
03-5782-9080
企業情報
公式サイト

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