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CAB WALL工法

2021/02/09 更新
  • 在来工法とCAB WALL工法の対比
  • CAB WALL工法の構造

NETIS登録番号:CB-140002-A(旧登録)

概要

急傾斜地の拡幅に適した切土盛土複合補強土壁工法

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新規性

■従来技術の問題点
・山間部の道路を拡幅する場合など、従来工法として「腹付け盛土」による拡幅が実施されたりする。この場合、広大な用地が必要となる。したがって、大抵の場合は、谷側に「逆T型擁壁」や「盛土補強土壁」を構築して道路を拡幅する。しかし、擁壁や補強材を設置するために多くの床掘りが必要となり、既存道路に規制や通行止めが生じ、利用者の利便性に影響を及ぼすケースがある。このため、掘削が現道に影響を及ぼさないように仮設の山留め等を施工する必要があり、工事費や工程の増加をもたらしていた。
■CAB WALL工法の改善点
・CAB WALL工法は構造物下部にCAB-Cを施工した後、その上部にCAB-Bを設置することにより、床掘りを大幅に低減できるため工事影響範囲を小さくすることができる。このため、現道交通を確保しながらの谷側道路の拡幅工事が可能となる。
・CAB WALL工法ではCAB-BとCAB-Cの境界でのせん断抵抗力を確保して挙動差が発生しないよう、ジベル筋と連結金物を用いた接合構造により壁面の一体性を確保している。
・CAB-BとCAB-Cは両者とも棒状金属製補強材を用いてその配置密度を同様にし、壁面材の寸法と質量を同様にして類似の構造形式としている。このため構造物の完成後には剛な金属製補強材により、荷重が作用すると直ちに抵抗が働くため、全体が一体的に対抗する。

期待される効果

■急傾斜地の谷側へ道路拡幅を行う工事で掘削土量と盛土土量を低減できる。
・構造物下部を地山補強土とすることにより、従来必要となる擁壁や盛土補強土壁下方部での補強材敷設のための掘削をほとんど必要としないため、工事土量の低減が可能となる。
■施工時に掘削範囲を小さくできるので、現道交通への影響が少ない。
・構造物下部に地山補強土を施工することにより、必要構造物根入れを確保しながら背面掘削がほとんど発生しない施工ができるため、上部現道の交通を確保しながら谷側道路拡幅が可能となる。
■掘削作業が少ないので、仮設法面の発生が少なく、土砂崩壊の危険や仮設費が低減される。
・構造物下部を1段(1.2m)ごとの逆巻き施工の地山補強土とすることにより、擁壁や盛土補強土壁下方部での掘削をほとんど必要としないため、土砂崩壊の危険性がなくなり仮設費が低減できる。

適用条件

① 自然条件
・盛土材の締固め品質に影響を与えないよう降雨時の施工等は避ける。
・地下水については、施工中の法面の湧水状況に応じて適切な排水対策を講じる。
② 現場条件
・壁面材の搬入・設置のための車両や施工機械の使用が可能であること。
・CAB-C部の施工時は、重機足場として土足場(W=4m以上)が必要。
③ 技術提供可能地域
・北海道、沖縄を除く日本全国。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する機械・工具

  • 振動ローラ
  • タイヤローラ
  • バックホウ
  • ロータリーパーカッション

施工事例・施工実績

施工手順

会社情報

会社名
矢作建設工業(株)
TEL
052-935-2351
企業情報
公式サイト

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