オールプレキャストテールアルメ

2022/11/02 更新
  • 全景①
  • 全景②
  • オールプレキャスト図

NETIS登録番号:KT-210058-A

概要

壁面パネルだけではなく基礎部と天端部もプレキャスト化し、現場でのコンクリート打設を排除した補強土壁工法を紹介する。国内に4万件以上の実績を持つテールアルメ工法の最新版である。完全プレキャスト化によって工期を35%短縮できると試算している。省人化と工期短縮に伴う生産性の向上に加え、建設廃材の抑制や高所作業の削減による安全性の向上を見込める技術である。(一般社団法人日本テールアルメ協会)

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新規性

・天端調整部の現場打コンクリートからパネル一体型のプレキャスト構造とした。
・基礎部を現場打コンクリートからプレキャスト構造とした。

期待される効果

・天端部のプレキャスト化により施工の際のキャットウォーク足場が不要となり、足場組立・解体などの高所作業の軽減による作業安全性向上が図れる。
・コンクリート打設が不要となり、施工現場における養生期間が省略でき、施工工程の省略による工期短縮と施工性向上が図れる。
・現場打コンクリートの施工を無くすことにより、産業廃棄物(型枠材木等)の削減が図れる
・コンクリート打設が不要となり、騒音・ほこり・水質汚濁等、周辺環境への影響が軽減が図れる。

適用条件

①適用可能な範囲
・壁面線形の曲線半径50m以上の箇所に適用するテールアルメ
・細粒分含有量FC≦35%の盛土材料の適用
②特に効果の高い適用範囲
・笠コンクリートによる調整高さが高い場合
・急峻な地山での基礎工の段上がり部
③適用できない範囲
・壁面線形の曲線半径50m未満の箇所に適用するテールアルメ
・細粒分含有量FC>35%の盛土材料の適用
④適用にあたり、関係する基準およびその引用元
・道路土工 擁壁工指針(平成24年版) 社団法人日本道路協会 平成24年7月
・補強土(テールアルメ)壁工法設計施工マニュアル第4回改訂版 一般財団法人土木研究センター 平成26年8月

施工事例・施工実績

施工手順

カタログ

カタログ(PDF)

会社情報

会社名
ヒロセ補強土(株)
TEL
03-5634-4508
企業情報
公式サイト

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